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□ ロビン×ナミ □

ウエディングドレス

年の差カップルはいい!
甘えやすそうやしさー。
ロビンいいよなぁ~。




「で?どうだったの?ドレス」
「え?」
「見てみたかったわね、ナミのウエディングドレス姿」
 いつものようにテーブルに片肘をついて
 目の前でサンジの作ったスペシャルドリンクを飲んでいるナミの反応を楽しもうとニッコリ笑う。
「そりゃぁもちろん、あたしに似合わないドレスはないわ」
 だが、ナミはニヤリと笑みを返すとキッパリ言い切った。
「自信過剰だこと」
「何よ?でも本当のことでしょ?」
「そうね」
 ロビンもドリンクに手を伸ばす。
 確かにナミなら何を着ても似合うだろう。
 ぼんやりと想像を巡らせる。
「でもロビンも似合うんじゃない?」
「そうかしら?」
「そうよ、いつも黒い服ばっか着てるからいまいちイメージ湧かないけど、でもロビンキレイだしさ」
「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない?」
「お世辞は得意なの」
 言って、してやったりという笑顔を満面に浮かべる。
 クスリっとロビンもつられて笑う。
 年の差もあるだろうが、ナミには何を言われても笑って許せてしまう。
 時々頼もしいと思うこともあれば、かわいらしいと思うこともある。
 不思議な子だと・・・見ていて飽きない。

  ☆

 女部屋に戻ったナミは何やらごそごそとクローゼットを漁っていた。
「何を探してるの?」
「んー?ちょっとね・・・あったあった」
「ん?」
「これも持って来たのよねー」
 ナミが取り出したのは、真っ白なウエディングドレスだった。
「宝パクって来る時に一緒に持って来ちゃった」
 どうやらこれが例のドレスらしい。
 ドサクサに紛れて一緒に持って来ちゃうなんてナミらしい。
「それ、どうするの?」
 ナミは無言でそれをロビンの前に当てる。
「やっぱり少し丈短いかな?」
「そうみたいね」
 少し驚きながらも自分より小柄なナミを見下ろす。
「アイツあたしの風呂覗いた時にしっかりサイズチェックしやがったのよ!あたしにぴったりなんだもん!ローラも大体なんであんなヤツがよかったんだか!」
 思い出しただけで腹が立つやらおぞましいやら、というように拳を震わせる。
「ねぇロビン」
「ん?」
「見たい?」
「え?」
「あたしがこれ着たとこ」
 自分の身体の前に合わせたドレスを持ったままくるりと振り返る。
「そうね、ぜひ」
 ベッドに腰掛けると鏡の前に立って着替えを始めるナミを見上げる。
「しょうがないわねーサービスだからね」
「あたしからはお金取らないでね」
「取らないわよ!」
 声を上げて笑いながらドレスの足を通し、腕を通す。
「ロビン、後ろ上げて?」
 大きく開いた背中を向ける。
「ん」
 ベッドに腰かけたままのロビンは花の手を出すとナミの背中に触れた。
「ひっ」
 いきなり現れた手に触れられて、ゾクリと背筋がそぞろ立つ。
「あら、ごめんなさい」
「んもう、横着なんだから・・・どう?」
 くるりと真っ白なドレスの裾を翻して振り返る。
「似合うわね」
「それだけ?」
「キレイよ」
 ロビンの顔に触れる寸前くらいまで顔を近づけると、ナミはムっとした顔で額を人差し指で突ついた。
「つまんない」
「え?」
「つまんなーい!」
「何が?」
「もっと反応してくれるかと思ったのに!ホント淡白なんだから」
 プンっと両腕を組んでそっぽを向いてしまった。
 ロビンにしては精一杯のホメ言葉だったのに、どうやらナミには通じなかったようだ。
「ごめんなさい、ナミがあまりにもキレイだったから見蕩れちゃって」
 やっと腰を上げると、ロビンは後ろからナミを抱きしめた。
 今度はちゃんと自分の手で。
「え?」
「キレイよ」
「ホントに?」
 顔だけを少し捻って、まだ少し疑わしそうに見上げる。
「ん」
 そうやって拗ねてしまうところもかわいいなと、つい目の前のオレンジの頭をナデナデしてしまう。
 そんなことするとまた更に拗ねてしまうのはわかっているのだけど、せずにはいられなかった。
「んもう、また子供扱いする」
 ほらね。
 ぷくっと膨らんだ頬をつんつんと突ついた。
「ごめんなさい」
 ふふっと耳元で笑む。
「ねぇロビン?」
「ん?」
「今度どっかの港についたらロビンの分も買ってあげるわ」
「あら?どういう風の吹き回し?」
 するりと腕の中からナミが逃げ出した。
「見てみたいから、あたしが」
「高い借りになりそうね」
「だからそんなんじゃないってば!んもう、あたしを何だと思ってるの?」
「高利貸し?」
「ばかっ!」
 ぼふっと枕が飛んで来る。
「くすくす、冗談よ」
「んもう」
「早く着替えたら?」
「え?何で?」
「もったいないもの、彼らに見せるの」
「え?」
「独り占めしたいから」
 さらりと言ってのけるロビン。
「ロビン!!」
 ドンっとロケットのように飛び込んで来たナミの腕がロビンの首に巻き付いた。
「今のが一番嬉しい!」
「あらあら、せっかくのドレスがシワになるわよ」
「ん、着替える」
「あ、ナミ?」
「ん?」
 振り向いたところに不意打ちのキスを送る。
 何が起こったのか理解した瞬間、ナミの頬が朱に染まった。
「ば、ばかっ」
 そう言ったナミの唇が、お返しにロビンのそれに一瞬重なった。
 そんな素直なんだかそうじゃないんだかわからないところも愛しいと、ロビンは優しく微笑んだ。
 この船に乗って良かったと・・・。
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Date:2008/08/26
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