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□ 静留×なつき □

つながる糸1

心の糸の続きのつもりで書いたけど、イマイチ続きにならなかった(汗)




 無防備な姿。
 心も身体も傷つき、疲れ果てたなつきが目の前で眠っている。
 二人っきりの空間が息苦しい。
 表だって動かず、Himeであることを誰にも知られないように動いていたが、なつきが傷つけられるのを黙って見過ごすわけにはいかなかった。
 結城さんに恨みはあらへんけど、なつきを傷つける行為は万死に値する。
「こないに傷だらけになって、なつき・・・」
 頬を撫でる。
 なつきがうなされるようにうっ、と呻く。
 ピクンと思わず手を引いた。
 だがそれ以上何も反応はなく、なつきが目覚める気配はなかった。
 ホっと息をつくと、今度はただじっと見つめる。
 ライダースーツのチャックに手をかけると、ゆっくり引き下ろす。
 ジっという音が妙に響く。
 なつきが目を覚まさないかとドキドキしながら下まで下ろしきる。
 露になる胸元に、静留の心臓が跳ね上がる。
 最早こんななつきの姿を見せられて、自分を抑える自信はなかった。
「傷の手当を・・・」
 せなあかん・・・そう思いつつも、静留の理性が暴走を始める。
「堪忍・・・なつき」
 そう呟くと、静留はハラリと自分の着物を脱ぎ捨てた。

  ☆

「なつき・・・」
 そっと冷えきった首筋に唇を押し当てる。
 小さく舌を出すとペロリと味わうように舐める。
 既に全裸にしたなつきの身体に、少しずつ自分の証を残して行く。
 首筋から肩、鎖骨から胸元へと舌が這い、唇が強く吸う。
 胸の先端に到達した時、ピクンとなつきの身体が跳ねた。
 それでも止まらない行為。
 自分の胸を押し付けるように密着させると、まだ少し冷たいなつきの体温を感じる。
「こないに冷えてもうてからに」
 そっとなつきの首の下に腕を回すと愛おしそうに抱き寄せた。
 手がゆっくりと脇腹を撫で上げる。
 しなやかな指が這い、何度か躊躇しながらも恐る恐る胸に到達する。
 夢にまで見たその柔らかな感触は想像以上だった。
 静留の鼓動は早まり、頭の中が真っ白に飛んだ。
「ん・・・あっ・・・はぁっ」
 思わずもれた喘ぎ声に自分で驚き、動揺する。
 今までどれだけの女を抱いても、こんな声を出すほど感じたことはなかった。
 だが、それでも理性を取り戻すことは出来なかった。
 寧ろ益々欲が深まるばかりだった。
 なつきが欲しい・・・。
 その想いが静留を突き動かす。
 これ以上なつきの中に侵入しても良いのかとふと頭をよぎるが・・・それも一瞬だった。
 くちゅり
 ゆっくりと指が侵入を果たす。
 ゾクリと背筋がそぞろ立つ。
 快感に打ち震えながらも静留の指は動き続けた。
「んっ」
 きゅっとなつきが身体をよじった。
 ピクンと静留の動きが止まる。
 抜くことも、動かすことも出来ずに息をひそめたままなつきの様子を伺う。
 だがそれ以上何の反応もないことを感じると、再び静留の指が蠢いた。
「んっ、なつ・・・き、なつき・・・好きや・・・んっ!はぁっ!」
 それは・・・静留が果てるまで続けられた。

  ☆

 湿布や消毒液で手当をし、包帯を巻いた姿のなつきをじっと見つめる。
 自分がつけた証の数々は包帯で隠れたいた。
 なつきが目を覚ましても、自分はいつも通り接することが出来るだろうか?
 あんなことが知れたらなつきに嫌われるのは目に見えてる。
 絶対に知られるわけにはいかない秘密を、また抱えてしまった。

  ☆

「いやぁっ」
 なつきの悲鳴が頭の中で何度も繰り返しこだまする。
 うちの想いが・・・罪があんな形で知られるやなんて。
 静留は初めて人前で・・・なつきの前で涙を流した。
 そして・・・壊れた。
 もう何もかも、それこそ人の命すらどうでもよく思えてきた。
 なつきの存在以外はどうでも・・・。
 何が目的なんか興味はないけど、うちに敵の居場所をわざわざ教えてくれはった人がおる。
 敵・・・なつきの憎むべき相手。
 なつきを傷つけた組織。
 一番地は・・・うちが潰したる。
 なつきのイヤなもんはこの世の中から全部消したる。
 そう思いながらも心のどこかで、今なつきを一番傷つけているのは自分だという想いは拭い去れなかった。
 その罪から逃れるように、自分を拒否したなつきのあの目から逃れるように、静留は一番地をなぎ倒した。
 想いの強さとチャイルドの強さが比例するかのごとく、清姫はかつてないほど巨大化していた。
 一番地など潰すのは簡単だった。
 なつきの為やと、なつきを愛してるからと無理矢理自分を納得させて人の命を奪うという罪から目を背けた。
 血に染まる手さえも誇らしく思えて来る。
 なつきに会いたい――。
 清姫を従え、静留は向かった・・・なつきの元へ。
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Date:2008/08/25
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