Planetarium SS置き場

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□ 静留×なつき □

心の糸6

最初から最後までイタイSS(笑)
静留さん好きやのにごめんなーって感じ



 これで何日目やろう・・・この子毎日顔見せにきよる。
 部屋に招き入れたのは、先日静留がキスをした巴だ。
 静留にしたら何でもない、気持ちなど何一つ入ってないキスだったのだが、彼女にとっては違ったらしい。
「なぁ巴?アンタ・・・」
「はい?何でしょうお姉さま」
 目をキラキラさせて返事をする巴に静留は小さくため息をついた。
「おいで」
 手を伸ばして巴の腕を掴むと自分の胸に抱き寄せた。
 まぁ・・・えぇか。
 あやつり人形のように、静留の体には意思がなかった。
 なんとなく・・・ただなんとなく誰かが勝手に自分の体を動かしている。
 そんなカンジだ。
「おねえ・・・さま」
 そっとベッドに寝かすと、制服のボタンに手をかけた。
 プチンとボタンが一つずつ外されていく。
 恥ずかしそうにその手に任せっぱなしになっていると、静留の唇が巴の露になった首筋を這いだした。
「んっ・・・」
 のけぞる背中を抱えるように持ち上げると、胸の先端を口に含んで転がす。
 今までの子は大抵この段階で気持ちよぉなって意識飛ばしよるんやけど・・この子はどんだけもつかな・・・。

  ☆

 全裸でグッタリしている巴を尻目に静留は窓際に寄る。
 しっかり服は着ている・・というか一度たりとも脱ぐ事はなかった。
 やはり虚しさだけが残り、くだらない行為だと思う。
 それなのに・・・それでもなつきを想うと体がうずき、気持ちと体の矛盾を生む。
 それをこうして興味のかけらもない相手にぶつけることで解消しようとするが、結局想いが消えることはない。
 なつきへの欲が膨らむばかりだ。
「なつき・・・」

  ☆

 凪・・・ゆぅたかな。
 何者かはよぉわからへんけど、あの子が言い出したことがうちを壊した。
 うちの心を壊した。
 うちの最後の理性の糸を・・・。

 ――うちが負けたらなつきが消える――

 残酷な事実。

 どっかうちは期待してたみたいや。
 いつかなつきがうちを・・・うちの邪な想いを受け入れてくれるんやないかって・・・。
 そんなわけあらへんのに。
 それでも・・・それでもなつきを失うくらいやったら、生きてうちのそばにずっとおって笑ってくれてる方がえぇ。
 そのためには何が何でもうちが倒されるわけにはいかへん。
 うちは死んでも負けられへん。
 うちからなつきを奪おうとするものは全部倒します。
 いつか・・・なつきをうちのものにしてみせます、心も・・・体も全部。
 なつきの体を蹂躙する自分の姿を頭から振り払うと、静留は着物を纏い、凛と姿勢を正し、もう一人の愛しい相手の名を呼んだ。
「清姫」

 ――うちの心が暴走を始めた瞬間や――

 もう、なつきを手に入れるまでうちは止まること出来そうにあらへんなぁ。
 それでもえぇ、なつきを守るためやったら何でもします。
 一番地やろうが黒曜やろうがかかってきたらえぇ。
「待っとってや、なつき」
 静留はゆるりと清姫の頬を撫でると、唇の端をゆがめて笑った・・・。 
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Date:2008/08/25
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