Planetarium SS置き場

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□ シズル×ナツキ □

癒す力

いや~カッコイイ二人が実はあーんなことや、こーんなこと・・・バカ(笑)



「あぁ・・・気持ちいいなぁ」
「そうどすか?」
「んっ・・・あっ・・・さ、さすがだなシズル、わたしのツボを・・・よくわかってる・・んっ・・な」
「ふふっナツキのことはぜぇんぶ知り尽くしてますさかいにね・・・他のとこもぜぇんぶ・・・な」
 そっと首筋に指を這わす。
「うわっちょっシズっ」
 一瞬ジタバタと暴れるが、ベッドにうつ伏せに寝転がるナツキの背中にまたがるようにして乗っかっているシズルの手が押さえ込む。
 大人しくさせると、無防備な背中を掌や指をフルに使って再びほぐし始めた。
 天下のガルデローベ学園長ともなれば、仕事の量も質もハンパじゃない。
 責任の重い立場なので気も使うし、学生の頃からジっとしているのは性に合わないナツキにとって書類仕事など苦痛以外の何者でもなかったりする。
 学生がやらかした不祥事の対応にも日々頭を悩ましている。
 学園長だからといってイバれるわけでもなく、今でもミス・マリアには頭が上がらない。
 中間管理職・・・と呼ばれるのがふさわしいナツキの立場・・・ストレスは結構なものだった。
 正直シズルがいなかったらとっくに放り出して逃げていたかもしれない。
 そんなナツキの疲れを癒すのもシズルの仕事だった。
 っというか誰が何と言おうと絶対人には渡したくない、シズルにとって一番大好きな仕事だった。
「あぁ・・・シズルがいてくれてよかった・・・」
 ふぅっと大きく息を吐くと同時にシズルの指に力がこもる。
「んっ!」
 ぽんぽんっと軽く背中を叩かれて、マッサージの終わりを告げられた。
「はい、オシマイどす」
「ありがとうシズル」
 体を起こして左肩に手を置くと、コキコキっと首を傾ける。
「あぁ~気持ちよかった!」
「そうどすか?それはよかったどす」
 はんなりと微笑むシズルの笑顔にナツキの顔にも自然と笑みが浮かぶ。
 これもひとつの癒し効果かもしれないなと思う。
「よし!シズルも寝転べ!今度はわたしがしてやる」
「え?えぇんどすか?ナツキ疲れてますやろ?」
「お前のおかげで楽になったからな」
 シズルを寝かすと今度はナツキが馬乗りになる。
「お前にはいつも助けてもらってばかりだからな、たまにはサービスしなきゃバチが当たるさ」
「んっ・・・おおきに」
「あぁ」
「あぁ、気持ちえぇわぁナツキ」
「そっか?」
「くすっ、でもくすぐったいわぁ」
「え?あ、す、スマン」
 慌てて手を離し、ついでに背中からもすべり落ちるナツキ。
「うちはそないに凝ってへんさかいこそばゆいんかもしれへんわ」
 コロリとそのまま横向きになると、ベッドの上で足を崩して座り込むナツキに視線を送る。
 フフっと妖艶な笑みを浮かべる。
「うちはナツキのそばにおれたらどないなしんどい事でも耐えれますさかい、あんまり肩こりとかストレスとか溜まらへんのんどす」
「そ、そ、そうか?」
 顔を真っ赤にしてシズルの言葉に照れるナツキがかわいくてかわいくて、思わず手を伸ばしてしまう。
「ナツキ・・・うちはあんたがおったらそれでえぇんどす」
 ポスンっとシズルの胸に抱き寄せられたナツキは、優しく撫でてくれる手が気持ちよくてそっと目を閉じた。
 シズルの手には不思議な力がある。
 シズルの強さは尋常じゃない。
 マテリアライズしてようとしてまいと、ナツキがシズルに勝てたことはかつて一度もない。
 だがそういう意味の力ではなく、ナツキの疲れきった心や体をほぐし、癒してくれる能力。ナツキにとってはなくてはならない、かけがえのない力。
「うん・・・わたしもだ」
 シズルの胸に埋めていた顔を上げると、ズリズリと体を上にずらしていく。
 唇が触れられる距離にまで近づくと、ナツキはそっとキスを送る。
「ん?」
 ナツキは手をシズルの首の後ろに差し入れると、少し持ち上げ気味にして再び唇を寄せた。
 今度はさっきよりも深く。
 少し開いた唇の隙間に舌をねじ込む。
 吐息がくぐもる。
「んっ・・・ふっ・・ナツ・・キ?」
「はぁっ・・・あぁ・・・」
 シズルの歯の裏をなぞるように舌を這わして堪能しているうちに、ナツキの心拍数も上昇の一途を辿っていった。
 激しい行為にシズルの唇の端から零れ落ちる雫をも舐め取るように動き続ける舌。
 ナツキの唇は頬を伝い、耳たぶを軽く噛むと、ふっと息を吹きかけた。
「やっ」
 くすぐったそうに首を竦めるシズルが可愛らしくてもっと見たいという衝動に駆られる。
 耳の裏から首、肩へと移動を始める。
 吐息がくすぐったいのか時々短い声を上げる。
 ナツキの理性はすでに遥かかなたに吹っ飛んでいた。
 指はいつの間にかボタンを外しにかかっていた。
「ナツ・・・キ?」
「マッサージはいらなくてもこれなら・・・」
「いけず・・・やわぁ」
「ん?そうか?いらないのか?」
「・・・ホンマに・・・いけずなんやから・・・」
 ぎゅっとナツキの首に回していた腕に力をこめると、瞳を潤ませて見上げる。
 シズルが欲しているのは一目瞭然だった・・・。
「だろう?」

  ☆

 ベッドの上を衣擦れの音が響く。
 すでに二人は一糸纏わぬ姿で戯れていた。
 腰から脇を何度も行ったり来たりと這い回るナツキの手。
 唇は首筋から肩、そして胸の先端のふくらみをそっと口に含む。
「あぁんっ、ナ、ナツキぃ・・・」
 ビクンっと跳ね上がる体の隙をついて背中に差し込まれるもう片方の腕。
「ん?・・・どうした・・・シズル?」
 カリっと歯を立てる。
「はうっ・・・ん・・・歯ぁ・・・立てたら・・・あきまへん」
 素直にその言葉に従うと、今度は舌で強めにいじる。
「あっはぁっ、・・・ナツキ!」
 逃げようとする腰をナツキの手が追う。
 太腿を撫でるようにまさぐると、次第にその手は内側に回り、そのまま中心に向かって這う。
「・・・ん」
 くちゅりっと潤ったそこに指が埋まる。
「あぁっ」
「ふぅっ、はぁっはぁっ・・・シズル・・・すごいことに・・・なってるぞ」
「そんなん・・・ゆわんといて」
 何度も抜き差しされる指は、抜かれる瞬間突起を撫でて行く。
 そのたびに体中に電流が走る。
 一際甲高い声が上がる。
「あぁぁぁっ!ナツキあかん!もう・・・」
「はぁっはぁっはぁっ・・・シズ・・・ル、シズルっ」
 ナツキの指の動きに合わせてシズルの腰もシンクロするように動き始めた。
 最早二人とも言葉を発する余裕もなく、喘ぎ声だけが響き渡っていた。
 ナツキの舌は胸を離れ、腹を這い、まっすぐに今指が抜かれたソコへと向かう。
「ん・・・あん・・・ナツっ・・はうっ・・」
 シズルの言葉を無視し、蜜の溢れるそこに舌を差し入れる。
 そのせいで益々溢れる蜜を、自分の責任だからというようにそれも舌で拭う。
 シズルの手がナツキの頭を必死に押さえ、引き剥がそうとするが、ビクともしないナツキはひたすら貪っている。
 舌を入れ、指を差し込み、声を上げるシズルの体をひたすら蹂躙する。
 限界に到達したシズルの意識は、声にならない悲鳴とともに・・・落ちた。

  ☆

 ゴソゴソ
「ん・・」
 ゴソゴソ
「?」
 ナツキの腕の中でシズルが身じろぎをする。
「どうしたシズル?」
 そっと耳元で囁く。
「・・・ほぉ・・・」
「え?何?」
「ナツキのあほぉ・・・」
「・・・へ?」
「いけずぅ」
「おい?」
「あんなんされたらうち・・・ナツキと離れられへんよぅなる・・・」
 ごそごそとナツキの腕の中に顔を埋める。
「え?」
「仕事・・・行きたない」
「え?」
「ずっとここで・・・ナツキの腕の中におりたい・・・」
「あぁ・・・」
 可愛いワガママに思わずナツキの頬がほころぶ。
 コイツのことを「キレイで強くて優しいお姉さま」だと思ってるヤツらには想像も出来ない姿だろうなと。そんなシズルの姿を唯一目の当たりに出来る自分は幸せだなと、心からそう思う。
「お前が望むのならいつでも、そのぉ・・・な」
「え?」
 今更ながら照れるナツキは口ごもる。
「・・・こうしててやるさ」

  ☆

 カーテンから洩れる光の眩しさで目が覚めたナツキは、枕もとの時計に手を伸ばす。
「・・・」
 ガバっ!!!!
「シ、シ、シ、シズル!起きろ!遅刻だ!」
「ん・・・?」
「目覚まし止まってる!!!」
「・・・え???」
 キョトンと空ろな目を向ける。
「会議だ!!!!ミス・マリアに怒られるぞ!!!」
「!!!」
 やっと事の重大さを認識したのか、シズルも体を起こした。
「急ぎまひょ」
「あぁぁぁっ」
 パニックに陥っているナツキを無理矢理浴室に放り込むと、着替えを用意し、ナツキと交代でシャワーを浴びた。

  ☆

「おはようございまぁす」
「あぁおはよう」
「おはようさんどす」
 すれ違いさまに挨拶をする生徒にキチンと挨拶を返す。
 いつもの凛々しい二人の姿に感嘆の声を上げる生徒達もそこここに見られた。
「キャーシズルお姉さまよ!今日もステキだわ」
「学園長も凛々しくてステキだわ」
「並んでいると絵になるわよねぇ」
 さまざまな声が飛び交う中をキビキビと歩く二人が、実は会議に遅刻寸前で、ものっっっっすごく慌てていたことに、誰一人として気づく者はいなかった。



――『あぁいうこと』は休みの前の日にしよう・・・と心に誓うナツキだった。
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Date:2008/08/25
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