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□ 静留×なつき □

日本酒

18禁だか15禁だか(笑)




「あれ?これ・・・」
 静留の部屋に遊びに来ていたなつきは、ふとキッチンの片隅に置かれているビンを手に取った。
「あぁ、実家から送ってきたんよ。うちまだ未成年やのにお父はん何考えてんのやろうねぇ」
 洗濯物を畳みながらころころと静留はそれでも嬉しそうに笑った。
「日本酒を送ってくるとはまた豪気な親だな」
「そうどすやろ?まぁそんなお父はんに育てられたさかいに、うちもお酒強ぉなってしもたんやけどね」
 静留は畳んだ洗濯物をタンスにしまいながら、在学中にバレていたら間違いなく教会にて24時間耐久説教送りにされていたであろう罪をペロリと口にする。
 まぁ最も静留はバレるようなヘマはしないだろう。
「飲んでみますか?」
「・・・へ?」
「こ・れ」
 なつきの手からビンを取り上げると、頬を上気させ、妙に色っぽくニッコリと笑んで指さした。
「え?あ、でも・・・」
 過去に何度か不可抗力というか、自業自得というか・・・でお酒を飲んでしまった事があったのだが、どうにもこうにもその後のことが思い出せずにいるのが、実は今でも少し気になっていたり・・・。
「うちと飲むのんイヤなん?」
 なつきの失態を知っているはずの静留が、それでも拗ねたようにビンを抱く。
「あ、いや、そ、そうじゃなくってだなぁ・・・まだ未成年だし・・・酔うとアレだし・・・なぁ?」
 しどろもどろになって何とか断ろうと言葉を紡ぐが、最早自分でも何を言っているのかわからなくなっているようだ。
「そう・・・残念やわぁ、おいしいからゆぅてお父はんわざわざ送ってくらはったからなつきと飲もうと思ったのに・・・」
 がっかりというように肩を落とすと、静留はビンのふたを開けて、食器棚から持ち出したお猪口にコポコポと注いだ。
 イスに座ってちょんと味見をするように舌をつける。
「ん、おいし」
「静留ぅ」
「なつきもどない?」
 品行方正の元生徒会長サマとは思えない言動に、なつにはの瞳が戸惑い、泳ぐ。
 ・・・が、いつまでも静留の誘惑に勝てるほどなつきは強くなかった。
「・・・ちょっとだけだぞ」
「はい、どうぞ」
 そそくさともう一つお猪口を出してくると、嬉しそうにお酌をする静留。
 その姿が妙にサマになっていて色気を感じてしまい、なつきの頬がうっすら染まる。
「あ、ありがとう」
 不安に心臓をバクバク言わせながら、ゆらゆら揺れる表面をじっと見つめていた。
「い、いただきます」

  ☆

 それから数時間・・・。
 いつしか場所はダイニングから部屋に移っていた。
 ソファにドカっと座るなつきを、絨毯に足を崩して座る静留は幸せそうに、楽しそうに見上げていた。
「ふふっなつき大丈夫どすか?」
 ほんのりと頬に紅がさすくらいに酔った静留は、目の前でどんどん自分のお猪口に注いでいくなつきを優しく見つめていた。
 ・・・優しく見つめている場合ではないのだが。
「あらりまえらっ、こぉんなりうまい酒を送ってくれるらなんれ、お前の親はいいやつらな!」
「あらあら、なつき舌回ってませんなぁ」
「うるひゃい!そうら!しるるの親にれんわしよう!ありがろうっれ言うんら!よし!れんわしろ!」
「ちゃあんと伝えときますさかい、今日はもう遅いしやめとこな」
「うむ、そうか・・・おまえはいいやつらなぁしるる」
 最早何が何だかわからなくなっているなつきを微笑んで見守る静留も、実は少し酔っていた。いつもならば人前で酔う姿なんて決して見せない静留だが、なつきが相手だとどうしても気を許してしまうらしい。
 なつきの膝に凭れかかると、ちびちびと手元の酒を舐める。
 なつきはなつきでさっきから豪快に煽っていた。
 もうそろそろ止めんとあきませんなぁ・・・とか思いながらもちょっと面白くて止められずにいた。
「なぁ~しるる?」
「ん?」
「こっちこい!こっち」
 ぽんぽんっと自分の隣の空いている席をたたくと、ぐいっと腕を掴んでひっぱる。
「なつき?わかりましたからそない引っ張らんときよし」
 静留はお猪口を一旦手放すと、なつきの隣にかけなおす。
「んーーーーーっ」
 瞬間、何を思ったのか、いきなりなつきは正面からガバっと静留を抱きしめた。
「なつきぃ?」
 甘えるようにすりすりと静留の胸に顔を埋めるなつきの髪が首筋に触れ、、静留はくすぐったそうに身をよじる。
 ピタっと突然動きを止めるとなつきはポツリと呟いた。
「好きらろ、しじゅる・・・」
「え?」
 ドサっとそのままソファに押し倒すとなつきは静留の首筋に今度は唇を寄せて囁く。
「お前が好きだ」
 嬉しさのせいかお酒のせいか、静留の頬がみるみる赤く染まって行く。
 かぁっと火照る体。
「なつき?」
「んーーーっ」
 甘えるように首筋にチュっとキスを送り、次いでペロリと舌を這わすなつき。
「あんっ」
「ふふっ」
 静留のいつもより少し高い声を耳にしたなつきは、煽られた情を止めることが出来ず、続きを再開した。
「ちょ、な、なつき?」
「んー?」
 もそもそと聞いているのかいないのか、なつきの手は静留のブラウスのボタンを外しにかかっていた。
 いつのまにこんなに手早く外せるようになったのか、なつきの指はぷちぷちと器用に外していく。
 「もう・・・しょぉない子ぉやねんから」
 よしよしと髪を撫でてやると、静留もなつきのTシャツに手を伸ばした。
 するりとなつきのTシャツが頭をくぐる。
 風呂上りなので下着をつけていないなつきの肌が眩しい。
「キレイな体」
 酔っているせいでほんのり桜色に染まっている体を愛おしそうに撫でる。
「お前もだろ」
 言って右手が背中に回されたかと思った瞬間、ぷちっという音と共に、静留の胸を覆っていた拘束が緩んだ。
 それが妙に気恥ずかしく、なつきの頬に手を伸ばし、両手で包み込んだ。
「なつき・・・いつの間にこないな外し方覚えはったん?」
「ハァっ、おまえの・・・ハァっ・・・真似だ」
「・・・」
  全てを剥ぎ取ろうとするなつきの行動に戸惑っている静留の首筋から胸元、くびれた腰のあたりまでをも容赦なく這いまわる舌。
 何度か往復を繰り返した後、そっと胸の先端を咥えると舌で転がす。
「あんっ、ふぅっ・・・な・・・き」
「・・・ん?」
「ううん、なんでも・・・ありまへん」
 ぎゅっとなつきの頭を自分の体に押し付けるように掻き抱く。
 それに答えるかのように何度も何度も静留の体中に降り注ぐキスの嵐。
 あまりの突き抜けるような快感に脳がスパークする。
 お互いすでに自分の行動を止めることなど出来ない状態に突入していた。
 密着する体が熱を帯び、互いの汗が体に張り付く。
 部屋に響くのはお互いの荒い息遣いだけだった。
「静留・・・しず・・・る・・んっ」
「うん・・・なつ・・・き?」
 体中を這っていたなつきのしなやかな指が、静留の中心に近づくとゆっくりと奥深くまで一気に差し込まれる。
「はぁぅっ!?」
 のけぞる背中を左腕で支えたままなつきの指が、かき回すように何度も出し入れを繰り返す。
「静留・・・静留・・・んっ・・・ふぅっ」
 その間も静留の胸元に赤い印を残す事を忘れない、執拗なキスの嵐。
「なつきっ・・・なつきぃっ?」
 胸を這う舌と、背中を支える腕と、中をかき回す指が静留の思考の全てを奪い取る。
「もうっ・・・あかん」
 ビクンっと背筋が伸び、全身が強張った次の瞬間、静留の体の緊張が一気に解けた。
「ん・・・」
「なつき・・・酔ぅてはるやろ」
「別に・・・」
「嘘や、なつきがこないなことするやなんて、酔ぅてでもいぃへん限りあらへんもん」
 拗ねたようになつきの腰に腕を回すと、すりっと肩に額を押し付けるようにしがみつく。
「イヤ・・・だったのか?」
「・・・いけずやわぁ」
「ははっ・・・イタタっ・・・」
「なつき?どないしはったん?」
 心配そうに眉を寄せて見上げると、なつきがこめかみを押さえて唸っていた。
「うーん・・・気持ち悪い」
「え?ちょ、な、なつき?」
「ちょっと・・・ダメだ」
 口元を押さえてガバっと体を起こすと、なつきはバタバタと静留の上から走り去った。
 後を追うように体を起こすと静留は浴室に足を向けた。
 ひょいっと顔を覗かせると、なつきが口元を押さえながら半泣きの顔で見上げていた。
「わ、悪い静留・・・」
 ふぅっと可笑しそうに笑むと、静留はそっと背中をさするためになつきの背後にしゃがんだ。
「やっぱりなつきにはお酒はまだ早かったどすなぁ」
「うっ・・・」
「でもこないな気持ちえぇ想い出来るんやったら・・・やっぱり強ぉなって欲しいどすなぁ」
「もう・・・酒は・・・いい」
「いややわぁ、これから慣れていこな、なつき♪」
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Date:2008/08/24
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