Planetarium SS置き場

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□ まこレイ □

酔っぱらい

突発更新。
パソコンを使いやすいように模様替えをしたから(笑)
まこレイです






 ピンポーンと一応インターフォンを鳴らすと、予め開けてくれていた鍵のかかっていないドアを開けて中に入る。
「まこと??」
「ごめーん今取り込んでるからそこのジュースでも飲みながら待っててよ」
 洗濯物を干しているらしく、ベランダからそう聞こえた。
 キッチンに置いてあった瓶を見て、それをグラスに氷と一緒に注いだ・・・。


「ごめーんお待たせ」
 洗濯かごを片手にリビングに顔を出す。
「ん?」
 リビングのソファに凭れて座っているレイに声をかけたけど反応がない。
 前に回って覗き込む。
「レイ?」
 そこには頬を真っ赤にして寝息を立てているレイがいた。
「え?寝てる?何で??おーいレイ?」
 ユサユサと肩をゆすってみるが起きる気配はない。
 ふっとテーブルの上のグラスを見る。
「あっまさか・・・」
 キッチンに走る。
「あちゃー」
 先ほど商店街の福引きで当たったワインの量が減っていた。
 隣には一緒に貰ったジュースの瓶が新品のまま置いてあったから間違いないだろう。
「間違えて飲んだんだな、レイのヤツ」
 未成年のあたしがワインなんか飲んでいいわけもなく、今日の料理に使ったまま忘れていた。まぁ飲めるか飲めないかって行ったら、あたしは強い方なんだけど。
 まさかレイがねぇ。
 レイの隣に座って、眠るレイを観察する。
 睫毛長いし、髪はサラサラだし、ホンット綺麗だよな。
 毛先を摘んでみる。
 枝毛なんて全然ないもんなぁ。
 ここはあたしの家なのに、思わずキョロキョロと周りを見回して誰もいないことを確認する。まぁいなくて当たり前なんだけど。
 眠っているレイの髪に口づけを落とす。それでも気づかないレイの瞼から唇へとキスを繰り返す。
「ん・・・んんっ?まこ・・・と?」
 ビクっ!!!
「あ、いや、えっと」
 しどろもどろになって思わず後ずさる。
 が、その後のレイの行動に更に動揺することになる。
「まことぉ」
 あたしの腕を取ってぎゅっと握りしめたかと思うと、そのまま身体全体であたしをソファに押し倒した。
「ちょ、ちょ、レイ?」
「んー?なぁに?」
「もしかして・・・酔ってる?」
「別にぃ酔ってなんかないわ」
 嘘だ、絶対酔ってるなコリャ。
「はいはい」
 ポンポンと背中をあやすように撫でる。
「子ども扱いしないで」
 あたしに馬乗りになってちょっと怒ったように頬を膨らませる。
 あーーーーもう!かわいすぎる!超レアじゃんこんなレイ。
「わかったわかった、ごめんレイ。じゃあどうして欲しい?」
 両手をあげて降参のポーズで応える。
「さっきあたしにしたこと・・・」
「へ?」
 まさか・・・起きてたのか?
 ニヤリと笑うレイ。
「今度はあたしにさせて?」
「えーーーーーっ」
 あたしの力だったらレイくらい振り落とせるんだけど、さすがにそんなことは出来ない。
 酔っているせいかさっきまでかわいいと思ってたレイが、今は妖艶というか色っぽい笑みを浮かべている。
 そんなレイの視線に囚われたあたしは、身動きが取れなくなった。
 思わず目を閉じる。
 前髪から額、瞼に触れる唇を感じる。
 それだけでゾクリと震えが走る。
 そっと目を開けるとまっすぐ見下ろして来るレイの視線とぶつかった。
 レイの指先があたしの唇をなぞる。
「ふふっ次はどこだったかしら?」
 その瞬間、プツンと脳内で何かが切れた音が聞こえた。
 唇を這う指に舌を絡めると動揺したレイの手首を掴み、逆に押し倒した。
「キャッ」
「もう我慢できない!どんだけあたしを煽るんだよ!こっちが必死で我慢してるってのに」
「我慢・・・してないじゃない」
「うっ・・・」
 あたしを押しのけると胸ぐらを掴まれる。
「先に煽ったのはそっちだからね」
「それは・・・認める」
「よろしい」
「ってかさーレイ、酔い覚めてる?」
「酔い?何の事?」
「え?」
「あんなワインくらいであたしが酔うとでも?」
「え?え?え?」
「ふふっ」
「全部演技ーーーーーーーーっ????」
「さ・あ・ね」
 呆然としているあたしの唇に触れるだけのキスをする。
「これでおあいこだから」






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Date:2015/08/13

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