Planetarium SS置き場

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□ 夏実×美幸 □

長い一日のはじまり

夏実×美幸の続きみたいな感じ?

っつか焦らしプレイか?これ(笑)
いやっつーか何かごめん








  やっとのことで事件は一段落し、あたしたちの生活は通常業務に戻りつつあった。
 明日は久しぶりに揃っての非番。

「美幸、帰ろ!」
「ん」
「どっか寄って帰る?ご飯作るのめんどくさくない?」
「ううん、大丈夫よあたし作るから」
「ホントに?大丈夫?」
「大丈夫よ」
「そっか」
 ヨタハチの助手席に乗り込む夏実。
 あたしの隣に夏実が乗っている。
 いつもの光景、いつもの日常。

「ただいま」
 いつものクセで、真っ暗な部屋に向かって声をかける。
 言うべき相手は隣にいるのに。
 するとニシシっと笑いながら夏実が
「おかえり」
 と返事をしてくれた。
 パチンと灯りをつける。
 明るくなった部屋を見てあぁ、帰って来たなと感じた。
 ふぅっと息をつくと靴を脱いで上がる。
 軽い衝撃。
 あっと思った時にはあたしの身体は夏実の腕の中に抱かれていた。
「夏・・・実?」
 背中越しに少しだけ振り返る。
「長かった・・・」
「そうね」
「ん」
 首筋に顔を埋めて甘えるそぶりを見せる夏実の手に触れる。
「美幸にこうして触れたかった・・・あたしにしては我慢したと思うよ」
「うん」
 そっと夏実の拘束から逃れると振り返った。
 困ったように笑う夏実。
「ごめん」
「どうして夏実が謝るの?」
「だって美幸だって疲れてるのに」
「お互いさまでしょ?それに・・・」
 夏実のシャツの裾をツンっと引っ張る。
「あたしが言い出したことだし・・・」
 思い出すと今更ながら恥ずかしくなってくる。
「そいやそうだよね」
 だが夏実の反応は想像してたのとは少し違ってた。
「え?」
「そうだったそうだった」
 言うなり夏実はあたしを壁際に追いつめた。
 片腕で壁を押し、あたしの逃げ場を奪う。
「これは美幸のお願いだったもんね」
 クイっと顎を持ち上げられたかと思うと、そのまま唇を塞がれた。
「ん・・・んん!」
 吐息が漏れる。
 角度を変えながら何度も繰り返されるキス。
 いつまでも続くんじゃないかと錯覚するくらい。
 でもそれがイヤなんじゃなくて・・・だけど。
「夏っ・・・待っ・・・」
「待・・・ない」
 夏実の手がゴソゴソとあたしの服をまさぐりだした。
「ちょっ」
 このままじゃこんなところで始まってしまう。
 まだギリギリ夏実の理性が・・・あたしの理性が残っている間に止めなきゃ。
 全力で頑張って夏実の動きを止めて引きはがした。
「待って夏実!」
「何よぉ」
 不満げに頬を膨らませる。
「一日は長いのよ?」
「・・・」
「こんなところで終わらせる気?」
「あ、いや・・・ごめん」
 ハッと我に返ったのか、頬をぽりぽり掻きながら謝る夏実。
 その時だ、夏実のお腹が盛大に欲求を訴えた。
 ぐーーーーーーーっ
 ・・・食の方の。
 漂っていた緊張感が一気にそがれた。
 あたしたちは顔を見合わせて、そして同時に吹き出した。
「ふふっ」
「あはっ、ははっ、お腹空いちゃった」
「すぐ作るわ」
「手伝う」
「お願い」

 長い一日になりそうね。





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Date:2014/09/25

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