Planetarium SS置き場

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□ 夏実×美幸 □

抵抗

ファースト見終わりました。
祭り、まだまだ開催中です
R−18です
書きたかったネタなのか何なのかわかんなくなった結果のわけわからん話です(笑)







 キキィィィィぃっという甲高い音が夜中の峠道に響き渡る。
 目の前に広がる対向車からのライトに目が眩み、そのライトに照らされた夏実のRZと、夏実が追っていた暴走バイクが転倒する瞬間がスローモーションのように目の前を流れていった。
「夏実!!!!」
 ガシャンという鈍い音。
 急ブレーキを踏み、ロックのかかったタイヤを制御しながら何とか止まった対向車。
 あたしはトゥデイを降りると夏実の元に駆け寄った。
「夏実!夏実!?」
「うっ・・・み・・・ゆき」
「夏実!」
 あたしは職務も何もかも忘れて夏実の身体を抱き上げた。
「大丈夫?夏実!夏実?」
「痛っ・・・だい・・・じょぶ・・・アイツは?」
「え?」
 言われて初めて思い出し、前の方で倒れている暴走バイクの搭乗者に視線を向ける。
 うつ伏せに倒れたまま動かない。
 対向車に乗っていた車の運転手が慌ててどこかに電話をかけていた。
「もしもし!事故です!救急車お願いします」
 そんな声が聞こえてきた。
 あたしは夏実をそっと寝かせ、バイクの搭乗者の様子を見に行った。
 脈はある。声をかければ何とか答えてくれる。
 うん、大丈夫だ。どうやら追突したわけではなさそう。
 それから数十分後にはその場に救急車とパトカーが到着して一時騒然とした。
 あたしは事情聴取を後にしてもらって夏実の乗った救急車を追って病院に向かった。


「夏実!大丈夫?」
 診察を終えた夏実を待合室で迎えた。
「あぁ〜心配かけてごめん!!」
「それはいいから、どうなの?」
「ん?あぁ打撲と右手首骨折だって」
「そう・・・」
 三角巾で吊られた右腕の痛々しい姿に不安になる。
「ね、暴走車のアイツは?あたしのRZは?」
「今墨東署に運んでるわ、それと暴走車の彼もここに運ばれたけど大丈夫よ」
「そか・・・ごめんね」
 申し訳なさそうに眉を寄せて頭を垂れる夏実。
「何が?」
「また壊しちゃった」
「ばか!そんなこと気にしないで!」
「でも・・・」
 夏実の頬を両手で包み込むとまっすぐこちらに向けた。
「夏実のRZはあたしが必ず直してあげるから・・・だから安静にして待ってなさい」
「ん・・・」
「さ、帰ろ?とりあえず署に」
 コクリと頷くと黙ってあたしの横に並んだ。
 あたしはそっと夏実の左手指に自分の右手指を絡ませ、きゅっと握りしめた。
 夜中の病院で誰もいなかったから・・・いいわよね、これくらい。
 

 墨東署に戻った2人を仲間たちが迎えてくれた。
 みんな帰らずに待ってくれていたらしい。
「辻本〜大丈夫だったか?」
「いや〜面目ない!バイク乗りとして恥ずかしいわ」
「いやいやあれはしょうがないって」
「夏実、怪我はどうなの?」
「ん?打撲と骨折だって」
 白い三角巾で吊られた右腕を少し上げる。
「そんなもんで済んでよかったよね!顔に傷でも残ったらお嫁に行けなくなっちゃう」
 と頼子。
「ホントですよ、気をつけてくださいね」
 葵ちゃんも心配そうに夏実を気遣う。
「ん、あんがとね2人とも」
 わいわいとあっという間に仲間に取り囲まれる夏実は、やっぱり墨東署の人気者なんだろう。
 そんな姿を遠くから見つめながら思う。
「辻本、暴走車も捕まえたことだし、今日はもう帰りなさい。明日は2人とも非番でいいからゆっくり休め」
「え?あたしも・・・ですか?」
 非番の予定は入ってなかったはず。
「お前が一緒に休まなきゃ誰が辻本の世話を焼くんだ?」
「でも・・・」
「命令だ」
「・・・はい」
 最終的に課長の命令というより好意に甘えることにして、夏実のRZをガレージに置いたまま一緒にヨタハチで帰ることにした。


 家に着いた途端、張っていた気持ちの糸がぷっつりと切れたかのように夏実は眠った。
 痛み止めが効いているのか、それほど痛そうには見えなかったがシャワーを浴びる間もなくベッドに倒れ込んでそのまま寝てしまったのだ。
「夏実、着替えなくていいの?」
「ん・・・・・・」
 すでに意識が朦朧としているみたいで、それ以上声をかけるのはやめた。
 その代わりにベッドのそばに座ると投げ出されていた夏実の手に手を重ねた。
「おつかれさま」
 夏実の見慣れた寝顔を覗く。
 痛みのせいでか眉間に寄っているシワをツンと突く。
「あまり無茶・・・しないでよね」
 あの時の甲高いブレーキ音が耳を離れない。
 ふるふるとそれを振り払うように首を振る。
「ばか・・・」
 犯人よりバイクより・・・あたしには夏実が一番大事だ。
 警察官としては失格かもしれない、それでもあたしにとっては・・・。


「・・・き、美幸」
「・・・ん?」
「おはよ美幸」
「お・・・はよ」
 一瞬状況が理解できなくてぼんやりと夏実の顔を見上げると、夏実は笑って、しっかりと繋がれた手を持ち上げて見せる。
「一緒にいてくれたんだ?」
「あ、うん」
「ごめんね、寝ちゃって」
「ううん!いいの疲れてたでしょ?」
「美幸も一緒じゃん」
「あ、朝ご飯食べる?何か用意するわ」
 と、立ち上がろうとすると、夏実の左手があたしの袖を引っ張った。
 体勢を崩して目の前に座らせられると、そのままぎゅっと左手で抱き寄せられた。
「ちょ、夏実?」
「ありがと美幸、一緒にいてくれて」
「当たり前じゃない、相棒なんだから」
 ぽんぽんと背中を撫でる。
「ね、まだ痛い?」
「ちょっとだけね」
「薬飲む?」
「んーもうちょっとこうしてる」
「いいの?」
「薬より効くからね」
「ばかね」
「まぁね」
 言ってそっとキスをする。
 啄むようなキスの後、もう一度、と唇が触れ合う寸前で枕元に置いていた携帯が鳴り響いた。
「ちっ」
 邪魔されて思わずイラっとしたのか夏実は舌打ちし、相手を確認した。
 電話に出るなり
「こんのお邪魔虫!」
 文句をぶつける。
 どうやら頼子らしい。
『えーー?何よ心配して電話したのにさ!』
「あーはいはいありがとねー」
『ケガは次の日が腫れるってゆーからさー葵ちゃんと心配してたんだよ?』
「あぁ、うん・・・ごめん、ありがと」
『明日は来れるの?』
「うん、行く」
『じゃあまた明日ね、お大事に~あんまり美幸に無理させちゃダメよ?』
「なーんの話よ?」
『そこにいるんでしよ?美幸によろしくね』
「はーいはい」
 電話を切ると、何となく顔を見合わせた。
「朝ごはん、食べる?」
「あ、うん」


「あ〜もう!せっかく非番で暇なのに美幸とイチャイチャ出来ないなんてもったいないなぁ」
 朝食を終え、ソファに寝転がりながら夏実はぷくっと頬を膨らます。
「あのねぇ、早く怪我治さなきゃ大好きなバイクにも乗れないんだからね、安静にしててよたまには」
 洗い物をしながらたしなめる。
「バイクないもん」
 拗ねたように顔を伏せる。
 水道を止め、濡れた手をタオルで拭くと夏実のそばにしゃがんでよしよしと頭を撫でる。
「もう少し待って、必ず直すから。それとも今から直しに行こうか?1人で留守番しててくれる?」
「・・・・・いじわる」
「ふふっ、それとも・・・」
「?」
 顔を上げる夏実の耳元で囁く。
「何も抵抗できない夏実にあたしが・・・っていうのはどう?」
「美幸???」
 びっくりしたのか夏実が目を丸くして振り返る。
「いつもなら夏実の力に抵抗できないけどね、今なら・・・さ、どっちがいい?」 
「ちょ、ちょ、待った待った!痛っいたたたたっ」
 大げさに右腕を押さえて痛いフリをする夏実。
「あら残念、じゃあ大人しくしててね」
「美幸のいじわる!」
 すっかり拗ねてしまった夏実を置いて、溜まっていた家事の続きをこなした。
 気づくと夏実は自分の部屋にひっこんでいた。
 

「夏実?お昼食べる?」
 かちゃりとドアを開けると、ベッドで寝転がっている夏実がいた。
「寝てるの?」
 覗き込むと何だか寂しそうな顔でボーッとしていた。
 心ここにあらず。
「夏実?」
「ん」
「お昼・・・どうする?」
「ん」
「ん、じゃわかんないわ」
「うん」
 あたしはベッドにあがり、夏実の横に潜り込む。
「?」
 あちこち打撲で痛めた身体と折れた右手に負担をかけないように気を使いながらそっと抱きしめた。
「ごめんね、放っておいて」
「・・・」
「夏実・・・こっち向いて?」
 ゆっくりと焦点が合って来た夏実の視線。
 あたしはゆっくりと上になるように体勢を変えると、切なげに見上げる夏実の額に、瞼に、頬に、そして唇へとキスを繰り返した。
 夏実の左手がすがるようにあたしのシャツを握りしめる。
「夏実・・・今日は夏実のワガママ何でも聞いてあげる。だからどうして欲しいか言って?」
「いいの?」
「ん」
「起こして」
「え?」
  言われるがままに手を引っ張って一緒に身体を起こした。
「どうしたの?」
「ん、こっちのがやりやすいかなって」
「やりやすいって?何を?」
「利き手使えないからさ」
  言いながらあたしを壁ぎわに座らせると、太ももの上に座って首筋に噛みつくように乱暴なキスをしてくる。
「ん、んんっなつ・・・何?」
 そのままシャツのボタンを全部外してしまうと手が背中にまわり、片手で器用にブラのホックを外された。
 拘束から解放された胸に触れると軽く揉まれ、声もあげられないように唇を塞がれた。
 利き手とは違うせいかいつもと少し違う動きに違和感を覚えたのも一瞬で、結局夏実に触れられている快感は変わらなく、両腕を首に回して抱き寄せた。
 ゼロになった距離によって夏実の手が胸を圧迫する。
 身動きした拍子に乳首を弾かれビクンと唇が離れた。
「はぁっあん」
 思わず出た声が自分の声とは思えなくて動揺したのを察知したのか、耳元に寄せられた唇が囁く。
「美幸・・・かわいい」
「や・・・」
「何でも言うこと・・・聞いてくれるんでしょ?」
「そ・・・だけど」
「あたし、やっぱコッチのがいいんだわ」
 夏実の言うコッチがどういう意味なのかはすぐにわかった。
 もしかしたらあたしがさっき言った、抵抗できない夏実にあたしが・・・っていう言葉が悔しかったのかもしれない。
 Gパンを脱がそうとするが、シャツのボタンほどうまくいかないのか、少しイラつく夏実に手を貸す。
「ずるいわ」
「何が?」
「あたしだけ・・・」
「あぁ、じゃさ、脱がせてよ」
「え?」
「右手、使えないから」
 左手だけで随分器用なことをしてきた夏実の言葉とは思えないが、言われるまま手を伸ばす。
 Tシャツは着替えづらかったのか珍しく前開きのシャツを着ている夏実のボタンを両手で外して行く。
 あちこちに見られる痣の数々が痛々しい。
 そっと青く変色した部分に指先で触れる。
「痛くない?」
「ん、平気」
「あまり無茶しないで」
 一番大きな肩の痣にキスをする。
「心配かけて・・・ごめん」
 夏実の指がツツーっと脇腹を這う。
「んんっ」
 そしてもう一度胸元に来ると指先で乳首を摘まれた。
 電流が走ったかのようにビクビクっと身体を震わせ、大きく反応してしまう。
 くりくりと弄りながら片方は舌で転がされる。
「や・・・あぁっ」
 ぴちゃぴちゃと音を立てて吸われ、怖いくらいの快感から逃がれたいような、いっそこのまま溺れたいような感覚に支配される。
 次第に手が太ももへと伸び、そのまま秘芯に触れた。
「あぁ!!」
「もうこんなに・・・なってる」
「そんなこと・・・」
「あるよ、ホラ」
  と、指に絡まった蜜を見せつけるように目の前で舐められる。
「・・・ばか」
 恥ずかしくて顔を背ける。
 夏実はあたしの脚を立たせて広げると、今度はそこへ顔を埋めるように近づいた。
「やだ、夏実ダメ、そこは・・・!」
  だが、あたしの抵抗も空しく、夏実の舌はあたしの中へと侵入した。
「やぁっっ・・・」
 仰け反る背中。
 あたしの声に一瞬驚いたのか、動きが止まる。
 荒い呼吸を繰り返しながら見下ろすと、上目遣いで見上げてくる夏実と目が合った。
 何も言わずに再開される行為。
 芯をツンツンと舌でノックするように何度か突つくと、溢れてくる蜜をじゅるりとわざと音を立てて吸われる。
「あっ」
 散々味わい尽くした後なのに、まだ足りないと再び指を挿し入れられ、全てを掻き出すように中で蠢く。
「あ、はぁっっ、やぁっっやだ夏実・・・」
 もう逃げることも抵抗も出来ず、ただシーツを掴んで耐えるしかなかった。
 そんなあたしの鎖骨あたりに痕がつくくらいの激しいキス。
「なつ・・・夏実!」
「ん?」
「はっ・・・はぁん・・・そこ・・・ダメ」
 耳元でそう訴える。
 あたしの腕をほどき、指を抜くと、不安そうに眉を寄せて見つめてくる。
「ごめん、痛い?」
「そ・・・じゃなくて・・・」
「じゃあ・・・何?」
「だいじょ・・・ぶだから・・・」
「え?」
「あたしは・・・あん」
 頭が真っ白で伝えたい言葉が出て来ない。
 それでも夏実にはちゃんと伝わったのか、再び挿し込まれた指の動きが早まった。
 奥まで突っ込まれ、少し暴れたあと引き抜かれる指。
 親指は器用に突起を弄りながら何度も繰り返す。
 唇は鎖骨から胸へと移動したかと思うとすっかり立ち上がっていた先端を甘噛みする。
 上からも下からも快感を与えられ、もう自分が保てなくなっていた。
「あぁぁっ夏実!夏実!・・・夏実ぃっ」
 最早名を呼ぶことしか出来ず、されるがまま一気に絶頂に導かれた。
「美幸・・・んっ」


 気づくとあたしはいつのまにか夏実の膝に乗せられ、抱きしめられていた。
「あ・・・ごめん」
「ん?」
「重くない?」
「美幸が?まさか」
 降りようとするあたしを夏実の左手が阻止する。
「ダメ」
「え?でも」
「行かないで」
 泣きそうな顔で懇願される。
「どこにも行かないわよ」
 ちゅっと触れるだけのキスで答える。
「ん・・・ごめん、強引なことして」
「あら、今に始まったこと?」
「うっ」
「焦らなくていいじゃない?」
「でも・・・」
「大丈夫」
 言って耳元で囁いた。
「ちゃんと・・・気持ちよかったから」
 途端、珍しく夏実の顔が恥ずかしそうに真っ赤に上気した。
「ばか美幸」
「失礼ね」
「でもありがと、ワガママ聞いてくれて」
「治るまでだからね」
「ちぇーっ」
「それにしても夏実、治る頃には左手も右手みたいに使えるようになるかもね」
「それいいね、もっと特訓しようかな」
「特訓?」
 嫌な予感がする。
「美幸の協力が必要だけどね」
 言って左手がまた活動を始める。
「ばっ、ダメダメダメ!今日はもう無理!」
「えー?せっかくコツ掴んだのになー」
 一体何のコツなんだか。
 でも結局あたしは左手一本の夏実にすら抵抗できなかったんだから、やっぱり色んな意味で夏実には勝てないなと悟った。
「また、後でね」
 それが精一杯の抵抗。


 翌日、結局疲れたまま出勤したあたしとは裏腹に元気溌剌な夏実を見た葵ちゃんが苦笑いしながらあたしの側に立つ。
「美幸さん、お疲れさまでした」
 と首筋から僅かに覗いた赤い痕を襟で隠すように整えてくれた。
 結局あれから何度も夏実の"特訓"に付き合わされたのは言うまでもない。
「夏実にあれくらいのケガはハンデでも何でもなかったわ」

  



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Date:2014/07/07

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