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□ まこレイ □

クリスマス気分

まこレイです。
久しぶりに書きました〜。
こんな感じだっけ?(笑)
何か違っててもご容赦ください。











「街もすっかりクリスマス一色だね」
「そうね」
 そこかしこに飾ってあるツリーを嬉しそうに見上げる子供達。
 ケーキを売るサンタさん。
 どこからともなく聞こえるクリスマスソング。
 不景気だ何だ言ってもやっぱり何となく浮かれてしまう。
「ね、レイはクリスマスに思い出ってある?」
「ないわ」
 速攻で否定された。
 何だったらちょっと機嫌も悪そうで。
「そ、そうなんだ?」
「いいのよ、うち神社だから」
「あぁ」
 そっか、やっぱ神社ではやんないのかな?
 あんまりクリスマスの話題、振らない方がいいのかも。
「ごめん」
「別に謝らなくてもいいわよ」
 ニコっと微笑んでくれたレイが、ポンポンっとあたしの背中を叩く。
「実際神社だからクリスマス関係ないってワケでもないのよね。やっても問題はないんだけどさ、物心ついた頃にはサンタがいないのも知ってたし、親とも一緒に暮らしてなかったから何となく・・・ね」
「あ・・・」
「ね、まことは?クリスマス好きだった?」
「あ、うん、まぁあたしは両親が生きてた頃はパーティとかしてたかなぁ。寝る時に靴下吊るしちゃったり、サンタに会いたくて頑張って起きてるんだって言い張ったクセに速攻寝ちゃったり」
「そうなんだ、かわいいじゃん」
「ん、でも・・・長い事ドキドキしてないなぁ」
 ふっと死んだ両親のことを思い出す。
「そうね」
「あの・・・さ」
「ん?」
「クリスマス、用事ある?」
「ないけど?」
「うち、来ない?」
「え?」
「多分みんなでパーティするだろうけど、その後さ」
「いいけど・・・」
「ホント!?」
「ん」
「やったぁ!」
 別にあたしはキリストの回し者でも何でもないけど、レイにクリスマスを楽しんでもらいたい。一緒に楽しい思い出を作っていきたい。この先もずっと。
「レイ」
「ん?」
「手、つないでいい?」
 少しだけ腰を折って強請るようにレイの顔を覗き込む。
「ヤダ」
「えー?いいじゃーん」
「何浮かれてんのよ!」
「いやいやいやそりゃ浮かれるって!」
「バッカじゃないの?」
「ひどーい!」
 あたしの抗議にはぁっと呆れたような溜息をつくレイ。
 次の瞬間だ。
 あたしの手がいきなり寒空にさらされた。
「寒っ!な、何すんのさ?」
 取り上げられた手袋を取り返そうとするが、その手がふわりと、手袋とは違う温もりに包まれた。
「え?」
「か、帰るまでだからっ!・・・」
 恥ずかしそうにほっぺたを真っ赤にするレイがかわいくて、まだクリスマス前なのに浮かれ気分MAXだよ。
「へへっ」
 きゅっと握り返す。
 あったかいなぁ。
「ね、レイ」
「何よ?」
「クリスマス、楽しみだね」
「・・・そうね」
 レイが少しだけ唇の端を上げて笑った気がした。

 クリスマスプレゼント、何がいいかなぁ。








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Date:2012/12/23

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