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□ まこ×亜美 □

×ゲーム

マー坊さんとこからネタいただいて参りました!
テーマは

「裸エプロン猫耳付き」

です!
それではどうぞ!(って久々の更新がコレかよ?)









「バッツゲーーーーム!」
 美奈子が高らかに声を上げた。
 暇つぶしに始めたトランプが、段々とエキサイトしていき、とうとう×ゲームまで設定された。
 さすがに×ゲームがかかるとみんな必死だ。目の色を変えて集中し始めた。
 だが、結果は意外にもこういうゲームがものすごく得意そうな亜美が敗北した。
 さすがにみんな驚いたが、こんなチャンスを逃すものかと美奈子が鬼の首を取ったかのように高らかに宣言したのだ。
「え?え?ほ、ほんとにやるの?」
 亜美は恥ずかしそうにほんのり頬を染める。
「あったりまえでしょーーー!勝負は勝負よ!」
 その時だ。
「わーーーー!ダメ!ダメダメダメーーーー!」
 まことが亜美の前に飛び出して、美奈子の陰謀から守ろうと両手を広げた。
「まこちゃん?観念しなさい」
 ジリジリとにじり寄る。
「ちょ、レイちゃーん?助けてよぉ」
「うーん、あたしもちょっと見て見たい気がするんだけど?」
 ニッコリと小悪魔スマイルでとんでもないことを言い出すレイ。
「レイちゃんの裏切り者ぉっっっ!」
 まことは必死で亜美を抱きしめながら、美奈子にケリで威嚇する。
「ちょ、まこちゃんいい加減にしなさい!」
「いやだ!」
「もう~」
 まことの力には到底叶わないと悟った美奈子はとうとう諦めた。
「しょうがないわねぇ、じゃあ何か別の×ゲーム考えるわよ」
「あら残念ね」
 レイは相変わらず楽しそうにからかう。
「ま、まこちゃん?ありがと」
 苦しそうな声がまことの腕の中から聞こえた。
「あ、ごめんごめん」
 やっと危険が去ったと判断したまことは亜美の身体を解放した。
「んもう~じゃあ明日までに何か考えてくるわ」
「ちゃんと出来るヤツにしてよね!」
「はいはい、わかりました!」

  ☆

 やっとのことでみんなを返したまことは、はぁ~っと大きな溜息をついた。
「大丈夫?まこちゃんごめんね?」
「あーいや、大丈夫大丈夫。全くぅ美奈子ちゃんってばとんでもない×ゲーム考えるんだもんなぁ」
「そうねぇ、さすがにわたしもアレはちょっと・・・」
「大体なんで美奈子ちゃんこんな衣装持ってんだよっ」
 まことは美奈子が持ち込んだひらひらのエプロンを取り出した。それと共に出て来たアイテムは、萌えの王道である猫耳カチューシャだ。それを見て何を想像したのか、すっごく恥ずかしくなったまことの頬が染まる。
「まこちゃん?どうかした?」
「え?あ、いや、何でもないよ、うん」
 しどろもどろに言い訳をしながら紙袋にそれらを詰め込んだ。
「あ、いや、あ、亜美ちゃん紅茶飲む?」
「ん、ありがと」
「んじゃ行ってくるね!」
 アタフタと立上がるまこと。
 まことが去った後に残った紙袋をじっと見つめる。
 そっと手を伸ばす。

  ☆

 キッチンでこぽこぽとお湯を沸かすまことはぼんやりと空を見つめていた。
「あれ・・・亜美ちゃん似合うだろうなぁ」
 さっきの衣装をまとった亜美の姿の妄想が止まらないまことは、ニヤニヤと鼻の下を伸ばす。
 その時だ。まことの妄想をストップさせるかのように亜美に呼ばれた。
「まこちゃん」
「あ、亜美ちゃん?ごめんごめん今行・・・ぶっ」
 振り返ったまことの目に飛び込んできたのは、つい今までまことが妄想していた亜美の姿だった。
「ちょ、あ、亜美ちゃん?その格好・・・?」
 亜美は、先ほど話題になっていたひらひらのエプロンと猫耳カチューシャをつけた姿で現れたのだ。
 しかも今は夏で薄着なので、ショートパンツにタンクトップという姿は、正面から見るとまるでその・・・何も来てないように見えたりなんかして・・・。
「うあぁぁぁっっっ、あ、亜美ちゃぁぁぁん」
 ガックリとその場に膝まずいたまことは必死で口と鼻を押さえる。
 血液が逆流を始める。
 ちょ、ムリムリムリ!亜美ちゃんかわいすぎる!
「ま、まこちゃん?大丈夫?」
 あたしの様子を見かねて、慌てて近寄って来ようとする亜美から逃れようと、ザザザっと後ずさる。
「え?」
「ご、ごめん亜美ちゃん」
「これ・・・似合わない?」
 恥ずかしそうにエプロンの裾を掴むと、ピラっと持ち上げた。
「ちょ、ちょ、ちょ、亜美ちゃん亜美ちゃん!ダメだってば!」
 まことはガバっと立上がってブンブンっと大きく首を振った。
「え?やっぱり似合わ・・・」
「ちっがーーーう!」
 亜美の声を遮るような突然の大声にビクっと亜美の身体が硬直した。
「あのっ、亜美ちゃん」
「はい?」
「えっと、それ以上あたしを刺激しちゃマズイよ。あたし我慢する自信・・・ないんだけど」
 まことは亜美の姿が目に入らないように必死で亜美の身体を抱きしめた。
「まこちゃん?」
「かわいすぎるって亜美ちゃん・・・あぁ~やっぱあの2人に見せなくて正解だった」
 必死で×ゲームを阻止した甲斐があったと今更ながら自分を褒めたくなった。
「そ・・・う?」
「うん、すんごいかわいい」
「さすがに少し恥ずかしいかったんだけど、まこちゃんだけにならいいかなって」
 まことの腕の中で照れたように笑う亜美がまたかわいくて、つられてまことも微笑んだ。
「えへへっ、ねぇねぇ亜美ちゃん」
「ん?」
「キスしていい?」
「え?」
「ねぇ、いい?」
 強請るようにもう一度くり返す。
「う、うん・・・」
 うっすらと頬を染める亜美の姿に、もうまことの我慢も限界を越えた。
 貪るように亜美の唇を、呼吸ごと奪うように激しく口づけた。
 亜美も少しだけ踵を上げてそれに答える。


「亜美ちゃん、あたしの前以外では絶っっっ対しちゃダメだからね、その格好」
 結局自制がきかなかったまことは、大きな溜息をついてベッドでそう囁いたのだった。

  ☆

 翌日
「まこちゃん!裸エプロン猫耳付きがダメならこれならどう?今度は文句言わせないからっ」
 美奈子が取り出した衣装は、普通の(?)メイドさんの衣装だった。
「亜美ちゃん!コレを着てあたしたちに一日奉仕よ!」
「え?」
 困ったようにまことを見ると、まことはその衣装を食い入るように見つめていた。
「まこちゃん、鼻の下伸びてるわよ」
 レイにツッこまれて我に返る。
「あ、いや、これはそのっ」
「まこちゃんも見たいわよね?」
 美奈子に詰め寄られる。
「え?あ、いや、う、うん・・・ちょっと」
「よっしゃ!」
 まことの賛成を得て調子に乗った美奈子は、嬉しそうに亜美の服を脱がしにかかった。
「ちょ、ま、まこちゃん?」
 そんな様子を傍観していたレイは、冷めた目で呟いた。



「バカ」





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Date:2010/03/18

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