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□ レイ亜美 □

好きな人

レイ亜美です
リクに答えてみました!
微妙にどこに向かってるのかわからなくなってきました(笑)










「まこと!亜美ちゃん!」
 レイの前を並んで歩いている2人の姿を見つけたレイは、後ろから声をかけた。
「あれ?レイも今からクラウン?」
「うん」
 まことの横で頬を染めて俯きがちにこちらを見る亜美にチラリと視線を送る。
「邪魔しちゃった?」
 あえてまことを見上げてそう言うとニヤリと笑う。
「邪魔?何で?一緒に行こうよ」
 何もわかってないまことは、キョトンと不思議そうに首をかしげる。
「そ?じゃお言葉に甘えて」
 スっとさりげなくまことと亜美の間に割り込むと、並んで歩き出した。
「今日うさぎは?」
「うさぎちゃんは・・・掃除当番で・・・」
「そうなんだ?」
 まことも知らなかったらしく、レイを飛び越して亜美を見下ろす。
 まことの身長だとレイより少しだけ低い亜美を見下ろすのはカンタンだった。
「うん」
 頷いて俯く亜美。
 そんな亜美に一瞬視線を送ってから、すぐにまたまことを見上げた。
「ね、まこと」
「何?」
「まことって、今好きな人いるの?」
「へ?何だよ急に?」
 思いもよらなかった質問に眉をひそめるまこと。
 “先輩”でも思い出したのだろうか。
 そして亜美も驚いて顔を上げた。信じられないというような、少し怒ったような顔で睨まれる。
 そんな亜美の指に、まことからは見えないようにそっと指を絡めた。
「え?」
 小さな声を上げる亜美に、視線で声を出すなと制する。
「今ぁ~?そうだなぁ、コレって人はとくに・・・」
 顎に指を当て、該当する人物を脳内検索しているまことだったが、結局誰もヒットしなかったらしい。
「そうなの?」
「だね。でも何だよ急に?レイにはいるの?」
「そうね・・・ナイショよ」
 きゅっと握る手に力を込めた。
「えー?何だよそれ?ズルイなぁ」
 頭をポリポリかきながら笑ってまことは天を仰ぐ。
 だがそれ以上詮索してくる様子もなく、このまま話は流れそうになったのだが
「そだ、亜美ちゃんは?誰かいるの?」
 と、まことは元に戻した。
 突然話を振られ、動揺した亜美はビクンと跳ね上がるように顔を上げた。
 すでに頬は真っ赤だったが、それがレイのイタズラによるものなのか、大好きな当の本人が目の前にいるからかはわからない。
「え?え?わたし?」
「うん、亜美ちゃん・・・ってか亜美ちゃんどうしたのさ?顔真っ赤だよ?」
 邪気のない笑顔で問うまことを、横で見ているレイもさすがに罪作りだなと呆れてしまう。
「わたしは・・・その・・・いない・・・わ」
 再び俯いてしまう亜美。それを照れたせいだと思ったのか、まことは再び天を仰いだ。
「そっかぁ、ま、しばらくは女同士の友情ってヤツ大事にすんのもいいかもな」
 レイの首に左腕を回して抱き寄せるとあははっと呑気に笑った。
「ちょ、痛いってばまこと!」
 引っ張られた勢いで亜美と繋がっていた手が離れる。
 チラリと亜美を見ると、少し羨ましそうにコチラを見つめていた。
 そうしてじゃれ合いながら3人はクラウンに向かった。

  ☆

「レイちゃん」
「え?」
 くるりと振り返る。
 まこととうさぎが愛野美奈子のCDを買いに行くと出かけてしまったので2人で帰っていた。
 ただ黙って歩いていた2人の間には少し緊張感が漂っていた。その沈黙を破るように話しかけたのは亜美だった。
「あの・・・どうしてあんなこと聞いたの?」
「何が?」
「まこちゃんに」
「あぁ、亜美ちゃんが知りたいかと思って」
 イジワルな笑顔。
「そんなこと・・・」
「そう?でも・・・ライバルはいない方がいいんじゃないの?」
 ぷるぷる首を振る。
「伝えるつもり・・・ないんだ?」
「・・・」
「じゃあ益々あたしは諦められないわ」
「え?」
 正面に立つと亜美の手を取り、一本ずつ指を絡めていく。
 全てを絡め取り、握りしめ、射抜くような視線で真っ直ぐ亜美の瞳を見つめる。
 徐々に距離を詰めてくるレイ。
 思わず目を閉じてしまう亜美。
 レイの吐息が聞こえてくる。
 が、いつまでたってもアノ感触はやってこない。
 恐る恐る目を開けると、そこにはニヤリと笑うレイの笑顔があった。
「期待した?」
「え?」
「あたしは亜美ちゃんが好きよ」
「レイ・・・ちゃん」
「忘れないで」
 今度は目を開けたままの亜美の唇に、触れるだけのキスをした。





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Date:2009/09/04
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