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□ 静留×なつき □

2人

続き・・・ってかラスト













 まもなくして今度はちゃんと鍵を回す音が聞こえ、ガチャガチャと開けようとしてもう一度鍵の回る音がする。
 続いてパタパタパタとスリッパの音。
「なつき?」
「静・・・留?」
 虚ろな目を彷徨わせる。
「大丈夫どすか?」
 ぼんやりと座り込むなつきのそばにしゃがみこんで顔を覗き込むと、心配そうに眉を寄せる。
「静留?」
 もう一度、存在を確認するかのように名を呼ぶ。
「ん?」
「帰ってきたんだ・・・」
「・・・あかんかった?」
 少し哀しそうな顔をする静留を、返事をする代わりにぎゅーっと抱きしめる。
「あかんわけない」
「ん?」
「・・・ごめん」
「なつき?」
 グイっと手首を掴んでそのままベッドへと押し倒す。
「うち着物やねんけど・・・」
 少し困ったように微笑みかける。もちろんそれがイヤなわけじゃないが、なつきの様子がおかしいのが気になる。
 だがそんなことおかまいなしになつきは静留の襟元へと吸い付くように舌を這わす。
 着崩れはじめる着物がまたなつきの情を煽るのか、きちんとした脱がせ方を知らないなつきは、それでも半ば強引に帯に手をかけた。
「ごめんな、静留」
「ん」
 四苦八苦したあげく、やっとのことで着物をはだけさせることに成功したなつきは、思った以上に扇情的なその姿に、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「キレイだ・・・な」
「そないマジマジ見られたら恥ずかしいやないの」
 ほんのりと頬を染め、もじもじと恥ずかしそうに身体をくねらせながら見上げる。
「静留はさ・・・ホントにわたしでいいのか?」
「何やの?急に」
 不安に曇るなつきの両頬を優しく包み込む。
「お前んちはその・・・名家ってヤツなんだろう?わたしなんかと一緒だったりしていいのか?」
「うちは家のために結婚するやなんてそんなん無理やわ」
「でもお前のお父さんは・・・」
「お父はんなぁ、今日の見合い自分で断ってはったんや」
「え?」
「うちがいってもだっれもおらへんかった」
「どうしてだ?」
「うちに好きな人がおるって気づいてたんよ」
「え?」
 きょとんと静留を見下ろす。
「さすがにおなごはんやとは言うてまへんけど、うちがどんだけなつきのこと好きか、きちんと話して来たさかいにもう心配せんでえぇよ。もうお見合い話持って来ることもあらへんよ」
「そうか」
 なつきは静留の胸に唇を這わすと、先端を舌で転がしながら吸い付く。
「んっ」
 ビクンと背中が仰け反る。その身体を押さえつけるように上に乗ると、もう片方の手で空いたほうの胸を揉む。
「や・・・あっ」
 胸から臍に向けて舌を這わしながら脇腹を撫でさする。
 そのたびにビクンと痙攣するように震える静留の身体が、なつきの動きにしっかり感じていることを物語っていた。
「静留・・・」
「・・・ん?」
 潤んだ瞳でなつきを見つめる。
 なつきの手がソロリと静留の濡れたところに触れる。
「おまえ・・・」
「・・・」
 恥ずかしそうな表情を見せるだけで何も答えない静留。
 なつきは静留の腰を浮かせると、下にまだ広げられたままだった着物を抜き取り、そっと床に落とす。
「汚しちゃ悪いから」
 全てを剥ぎ取ったなつきは、もう一度そこへ手を伸ばす。指を少しだけ入れると、するりと何の抵抗もなく吸い込まれ、くちゅりと水音が響く。
「はぁっ、あ・・・ん」
 気持ち良さげに頭が仰け反り、長い髪が乱れる。
 汗ばむ首筋に張り付いた髪ごと吸い付くようにキスをすると、痕がつくくらい強く吸う。
「痛っ」
 静留の悲鳴をも押さえ込むように体重を乗せ、逃げられないように足の間に身体をねじ込み、隙間から指で中を掻き回し、唇を塞ぐ。
「んんっ!」
 なつきの頭を押さえ込み、離そうとするが言うことをきかないなつきは貪欲に静留を求めた。
 抵抗もむなしくなつきのいいように蹂躙される。
 それはイヤな行為でも何でもないが、あまりにも感じすぎて脳が真っ白に染まった。
 もうダメだと唇が離れるたびに何度も訴えたがなつきには届いていないのか、むしろ益々動きは激しくなっていく。
「あっ、あっ、あんっ、はぁぅっ、なつ・・・きぃ」
 首に腕を回して抱きしめ、互いの身体を密着させた。
 静留のふくよかな胸が自分のそれに密着し、先端同士が触れた瞬間、互いの身体に電流が走った。
「あっ!」
 なつきが弾かれたように仰け反る。
「なつ・・・き?」
「あ、や、す、すまない」
 刺激のあった部分を見下ろす。
 ツンと立上がったそれが今更ながら恥ずかしくなり、頬を染める。
「あの・・・ご、ごめん」
「ん?」
「調子に乗った」
「えぇんよ?」
 なつきの尖った先端を指で摘み、こりこりと弄る。
「あっ」
「こないにしてからに・・・なつきも感じてるんや」
「ば、ばかっ」
「なつきのソコもえらいことなってるけど?」
 ニヤニヤと笑う静留の視線は、自分の臍の辺りに乗っているなつきの濡れた茂みを見つめていた。
「いや、これはその・・・」
 攻めている方も感じるんだなと、不思議な感覚だった。
「もうちょい下がって?」
「え?」
 なつきの肩を押すと、濡れた部分を自分のソコへと導いた。
 ビクン!
 互いのソコがこすれた瞬間、さっきよりも強い刺激がなつきを襲った。
「うっ・・・」
 静留が小さく身体を動かすと、更に強い刺激が全身を駆け巡る。
「ダメ・・・だ、もう」
「ん・・・なつき・・・」
 こうして二人は絡み合ったまま果てた。

  ☆

「なぁ静留」
「ん?」
「あのさ・・・」
「うちはなつきが好きどす」
「え?」
 なつきの方に身体を向けると、なつきも寝返りを打ち、顔を見合わせる。
「なつきが何を心配しとるんかわからんけど、うちは何回でも言いますぇ?うちはなつきが好きどす」
「ん」
「なつきがうちに愛想つかせても、うちはずぅっとなつきが好きどす」
 優しく髪を梳く。
「うちが一方的になつきに惚れて、欲して、なつきを丸め込んだ形でこういう関係に持ち込んだも同然やったのに、なつきがこんだけうちのこと求めてくるようになるやなんて夢のようや」
「そんなことない」
「え?」
「わたしは、わたしの意思でお前といるんだ。お前が好きで、欲しくて、離れたくなくて・・・誰にも渡したくないんだ」
「おおきに、もう死んでもえぇわ」
「ばか、そんなこと言うな」
「でもホンマやもん」
 くるりとなつきの上に重なると、耳元に囁きかける。



「今度お父はんに紹介しますわ」






オマケ

「結城はん」
「藤乃?」
「こないだはうちのなつきがえろぅお世話かけましたなぁ」
 深々と頭を下げる。
「ホントにね!かなり情けないことになってたわよ」
「みたいどすなぁ」
 はんなり微笑む。
「まぁ?一体何があったのか二人ともえらく顔色いいし?」
 静留の身体を上から下まで見回すと
「何やってんだか」
 と、なつきに抱きしめられた時のことを思い出し、少し顔を赤らめた。
「それはまぁ・・・結城はんも本気で人に惚れたらわかりますわ」
「ちょっとムカつくわね!」
「堪忍な」
 悪びれもせず微笑んだ。



「何かばかばかしくなってきた・・・」







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Date:2009/08/13
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