Planetarium SS置き場

□ スポンサー広告 □

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


* 「スポンサー広告」目次へ戻る
*    *    *

Information

□ まこレイ □

キス

短いまこレイ?レイまこ?
まぁとりあえずそんな感じです



「レイ・・・」
「なぁに?」
「最近楽しそうじゃない?」
「そう?普通だけど?」
 きょとんと飲んでいたドリンクのストローをかき回しながら不思議そうにまことを見上げる。
「いーや!何か時々一人でどっか消えちゃうしさ、浮気でもしてんの?」
 ぶっと思わず吹き出した。
「はぁぁっ?」
 呆れたように再びストローをかき回すとそれをくわえた。ズズっとドリンクの残りが尽きかけている音がする。
「ホントに?」
「当たり前でしょう?」
 平静を装っているつもりだが、内心実はドキドキしていたレイ。
 別に浮気をしているつもりはないし、向こうもそんな気はさらさらないだろう。だが何かとレイにちょっかいを出して来る彼女が気になってきているのも事実だし、何より同じ戦士だという事実を他の仲間には秘密にしていることに少し罪悪感を感じていた。
「疑ってるの?」
「うーん・・・そうなの・・・かな?」
「何よ、ハッキリしないわね!」
「だってヤキモチ焼きようがないもん!誰だかわかんないしさ!」
「だから違うって言ってるでしょ!」
 うーんっと顎に人差し指を添え、少しだけ考え込むフリをする。そしてニヤっといいことを思いついた!という顔で笑う。
「キスしてくれたら信じる♪」
「は?」
「だからぁ、キ・ス!」
 チュっと自分の唇に人差し指で触れ、その指でそのままレイの唇に触れた。
「ん?な、な、何で?」
「ダメ?」
「いや、そういうことじゃなくて理由を・・・」
「理由がなきゃしちゃダメなの?」
「そうじゃなくて・・・」
「やっぱりレイ・・・」
 しょんぼり落ち込むまことに、レイは慌てて立ち上がる。
「あーーーー!わかった!わかったわよ!すればいいんでしょ?すれば!」
「投げやりだな・・・んんっ?」
 最後まで言わせる気はなかった。
 驚きで目を丸くしたまま見上げるまことの表情を確認すると、自分は目を閉じてキスに集中した。
 いつもまことにされてるように、今度は自分がまことの中に侵入する。何度も離れては啄むように銜え、スキを与えないように塞ぎ続けた。
 まことの呼吸が苦しそうに唇の端から洩れ始めると、やっと満足して解放したレイは
「これでも・・・文句ある?」
 と、自分も少し息を荒くして見下ろした。
「ない・・・です」
「まことは心配しなくていいから」
「え?」
「大丈夫だから」
「うん?」
 まだよく理解出来ないというような顔で見つめられても、まだそれ以上のことを言える状況じゃない。でもこの瞳を裏切ることだけはしたくない。
「レイ」
「ん?」
「信じてるから」
 すっかりゴキゲンになって嬉しそうに笑うまことに、疲れたようにふぅっと肩を落として溜息をつくと、レイはカタンと椅子に座り直して
「そうしてもらえると助かるわ」
 と、諦めたように笑った。







スポンサーサイト

* 「まこレイ」目次へ戻る
*    *    *

Information

Date:2009/06/24
Trackback:0
Comment:0

Comment

コメントの投稿








 ブログ管理者以外には秘密にする

Trackback

TrackbackUrl:http://moetetsu7.blog59.fc2.com/tb.php/225-31dbadef
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

+
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。