Planetarium SS置き場

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□ まこレイ □

先生

調子こいてすいません( ̄▽ ̄:)
懲りずにまこレイです。
今度は・・・切なくはないです(笑)

「亜美ちゃん!!!」
 大慌てでクラウンに飛び込んで来るなり亜美の名を呼び、そしてきょろきょろと探しているのはまことだった。
「な、何よ?急に」
「あれ?レイ一人?」
「そうよ」
 怪訝な顔で入口で息を切らせるまことを見上げる。
「うさぎはなるちゃん達と出かけるって」
「亜美ちゃんは?」
「今日は塾の日よ、その後はママと久しぶりに食事だって」
「うっそだろぉぉぉ???」
 頭を抱えてガックリとその場にヘタリ込む。
「ちょ、何よ?どうしたの?」
 あまりにも大げさな反応にさすがのレイもいぶかしんだ。
「明日・・・当たるんだよ英語の和訳」
「え?」
「ぜ・・・全然わかんない」
 うるうると瞳に涙まで浮かべて訴える。
「・・・はぁ?」
「わっかんないんだってば!亜美ちゃぁぁぁん」
 確かに勉強に関してはあれほど頼りになる子はいないだろう。
 しかしこの取り乱しよう・・・
「ねぇ、何がわからないの?」
「ほとんど・・・」
「は?」
「わかんない、関係代名詞も助動詞も何もかも!」
「あのねぇ」
 さすがのレイも呆れて溜息が出てしまった。
 その時、ふっとまことが何かを思いついたように顔を上げた。
「・・・レイ」
「何よ?」
「レイは天下のTA女学院だよな?」
「そうだけど?」
「結構レベル高いよね?」
「そうね、それなりに」
「レイの成績は?」
「限りなく上に近い中の上」
「マジ?」
「何で嘘言わなきゃなんないのよ!」
「レイ~!!!」
 突如、まことがレイの身体に縋り付いた。救いの女神が現れたとでも言うように。
「え?ちょ、何?」
「教えて?」
 甘えるように首を傾げてお願いする。
「教科書違うでしょう?」
「だーいじょうぶだって!この部分だけ訳してもらえたらいいから」
 レイの学校の教科書とは少し違う教科書の一部を指差す。
 長文の和訳だが、これくらいならレイでも訳せるような気がする。
「あたし甘やかすの好きじゃないんだけど」
「レイ~そんなこと言わないで」
「うさぎが手伝ってって言った時は断っちゃったしねぇ」
 パラパラと教科書を捲りながら、答えを焦らして少しだけまことの反応を楽しむ。
「今日の晩ご飯何がいい?レイの好物作るよ。オヤツもつける!」
「そうねぇ、どうしようかしら」
「おねがいっ!!!」
 パンっと両手を勢いよく合わせて頭を下げるまことに、これ以上焦らすのもさすがに気の毒に思えてきた。
 小さな溜息をつく。
「わかったわ、辞書ある?」
「家にあるよ」
「じゃあ行きましょう」
「わーい!」

  ☆

「はいこれ、辞書」
「ん」
 手にするとパラパラ捲り始め、サラサラとノートにペンを走らせる。
 亜美の天才少女っぷりがハンパじゃないのと、レイとはそれほど一緒に勉強する機会がなかったせいで気がつかなかったが、レイも十分優等生だった。
 テーブルの前にきちんと正座をしてノートを取っている姿が凛としていて、普段から正座慣れしていることを物語っていた。
 時折ハラリと落ちる長い髪をかきあげる仕草が妙に色っぽくて、まことの視線を釘付けにする。
「はい、出来た」
「え?もう?あ、ありがと」
 レイに見惚れていたことがバレなかったかと心臓をドギマギさせながらノートを受け取る。
「どういたしまして」
 そんなことにも気づかないレイは、パラパラとまことの他の教科書を捲っていた。
「結構違うもんね、中身」
「・・・」
「ん?」
 返事がないことを不思議に思ったのか、レイはさっきまで横にいたと思ったまことの姿がないことに気づいた。
 ふと背後に気配を感じ、振り返ろうとした瞬間だ。まことの両腕がレイの身体を抱き寄せ、自分の胸の中に引っ張り込んだ。
「え?」
「レイ」
「な、何?」
 体勢を崩したレイの右の鎖骨辺りをまことの手が撫で、右手は髪をかき上げ、耳にかけられる。そのせいで露になった耳たぶに、かぷっと甘噛みされた。
「んっ」
 ゾクリと背中が震える。そのまま舌を入れられ、耳の中を探られる。
「やっ」
 逃げようにもしっかり抱きしめられているのでそれも出来ず、わずかにもがくだけだった。
 まことの手がレイの制服の下からお腹の辺りをまさぐり出す。
「ちょ、やめっ・・・」
「やだ」
「やだって・・・んんっ」
 鎖骨を這っていた左手がゆっくりとリボンを解く。
「あ・・・そっか、これ前開かないんだ」
 ちょんっと長い指をリボンを解いたところに引っかけ、少し引っ張って中を覗く。
 シンプルな薄いブルーのブラの上から、それなりにふくよかな胸の谷間が見えた。
「こうして見ると結構胸・・・あるよね」
 ヘラっとまことの頬が緩む。
「ばかっ」
 パシっとまことのイタズラ好きな手を叩く。
「痛っ」
「あたしは・・・んっ、あんたの勉強を・・・見に来てあげたのよ?」
 叩かれてもめげないまことの、もう片方の手は動き続ける。
「うん、助かったよ」
 言いながらも懲りずに首筋を唇が這う。
「だ・・・から、ちょ・・・んんっ」
 ピクンっと硬直した身体。
 まことはくるりとレイの身体を反転させると、そのまま床に押し倒した。
 有無を言わせずまことはレイの唇を貪るように求めた。
 始めは冷静にそれを受け止めたレイだったが、次第にまことの唇以外の感触を感じなくなっていた。
 きゅっと空いた片手でまことの服を掴むと、ゆっくりと舌を絡ませた。
「ん・・・ふっ・・・」
「レイ・・・」
 レイの腕を押さえていた片方の手を離し、制服の下から潜り込む。
 そのしなやかな指の動きを敏感に感じ、ビクンっと身体が跳ねる。
「やっ」
「そんなにイヤ?そうは見えないけど・・・ホントだったらちょっとヘコむなぁ」
 言いながらも楽しそうに制服を捲り上げた。
「レイの身体・・・キレイだよな」
 一瞬ボーっと見惚れたように動きが止まる。
「ば・・・か・・・」
 レイは頬を真っ赤に染め、抵抗を諦めたように全身の力を抜いた。
 それをOKとまことは取ったが一応確認を取り、そしてフォローも忘れなかった。
「いい?でもお腹すいた方がご飯も美味しいよ?」
「・・・だから?」
「お腹空かすにはやっぱ運動じゃない?」
「それで?」
「ちゃあんとレイの好物作るからさ♪」
「ふぐ刺しでも食べさせてもらえるのかしら?」
「えー?そんな用意はしてないよぉ」
「じゃあ何作ってくれるの?」
「ハ、ハンバー・・・グ?」
「ふぅん」
「ダ、ダメ?」
 くぅんっと捨てられそうになっている子犬のような切ない表情でレイを見下ろす。
 その視線に根負けしたレイは、ふっと小さな溜息を漏らした。
「デザートと・・・夜食もよ」
「夜食?」
「どうせ今晩帰らせてもらえないんでしょ?」
「へへっ夜中に食べても太らないもん考えるよ♪」
 わーいっとまことは嬉々としてレイに縋り付いた。



 その夜、疲れ切ったまことを待っていたのは、レイの「意地っぱり英語教室」だった・・・。











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Date:2009/06/14
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