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□ 美奈×レイ □

三択

久々の美奈レイです
美奈がアホです(笑)
そりゃレイちゃんも怒ります(笑)




「ねぇレイ?」
「ん?」
 雑誌から目を離さず、上の空のまま一応返事をする。最近は同じ部屋にいてもお互い好きなように過ごすことが多くなったのだが、今日も変わらずただ何となくダラダラと過ごしていた。普段多忙な美奈にとってはいい休養になってはいるのだが・・・。
 その美奈が突然雑誌から視線を上げると、
「甘い言葉と、イジワルと、無言とどれがいい?」
 と、1、2、3と一本ずつ指を立ててレイに向かって聞いて来た。
「・・・はい???」
 また変なこと言い出したわね、美奈ってば・・・。
「何の・・・話?」
 一応答える前に聞いてみる。いや、場合によっては答える気など毛頭なかったりするのだが。
「だ・か・らぁ~Hの時の話よ!」
 この話の流れで何でわかんないかな~?とでも言うようにチッチッチと指を振る。
 やっぱり・・・。
「ばっかじゃないの?」
「バカって何よ?失礼ね!」
「どうせまたくだらない雑誌でも読んだんでしょ?」
 ・・・その通りだった。
 手にしていた雑誌を素早く背中に隠す。
「悪い?」
「悪いわよ」
「でもさ。気になるじゃない?」
「何が?」
「レイの好みがどれなのか」
 ニヤリと唇の端を上げて笑う。
「ばっ・・・ばかっ!」
 レイは読んでいた雑誌を投げつけた・・・が、ひょいっとそれを避けると美奈は四つん這いになって膝で器用に歩いてレイのそばににじり寄った。
「美・・・奈?」
 その勢いに、ジリジリと後退することを余儀なくされたレイ。
 それを追いつめる美奈。
 壁に追いつめられた時点で、すでに勝負は決まったも同然だった。
「試していい?」
「・・・はい?」
「どれから行こうか?」
「ちょ・・・美・・・奈?」
 美奈の指が長い黒髪を優しく耳に掛け、露になった耳元で囁いた。
「レイ・・・愛してるわ・・・」
 ふっと息を吹きかける。
「キレイよ・・・」
 ピクンと壁に預けたレイの背筋が伸びる。
「ん・・・」
 頬を染め、きゅっと目を閉じる。が、一向に何も起こらない、気配もない。
 恐る恐る目を開ける。
「ふふっ、レイったら・・・期待した?かぁわいいんだから」
 ニヤリとイジワルな笑顔でレイの顎をそっと撫で上げる。
「ば、ばかっ」
 ふるふると首を振って美奈の手から逃れるレイの長い髪がバサバサっと揺れる。
 だが、それ以上は逃がさないというようにレイの両足を跨ぐと、逃げられないように固定した。
「ちょ、どいてよ」
「イ・ヤ」
「何すんのよ!」
「キス」
「はぁ~?」
「されたいくせに」
「やっ・・・」
 顔の前で、美奈からの攻撃を両手を交差させて防ぐ。
 だがそんなものマウントポジションを取った美奈には何の関係もなかった。両手を掴まれ、壁に押し付けられる。
「やめ・・・んっ」
 最後まで言えずに唇を塞がれる。乱れた髪が少しだけ口に入るのが気持ち悪く、軽く抵抗した。
 一度は離れてくれた唇がすぐに首筋に移動するとかぷっと甘噛みされ、それがレイの五感を刺激する。
「んっ」
「どう?・・・まだ我慢・・・出来る?」
「どいて・・・よ」
 キッと睨む。
「なかなか手強いわね」
 そんな反応をも楽しむように、ツツっと今度は指を這わす。
 ピクンと反り返る、露になった喉に吸い付く。
 レイのシャツの裾から潜り込んだ人差し指が、背中をツツーっと上から下まで這う。
「やっ」
 解放された手は、既に抵抗する力を失っていた。
 美奈の指が何度か往復する間に、ブラジャーのホックを器用に外す。
「ふふっ、さぁ~どうする?」
「どうするって・・・」
「やめちゃおっか?レイ嫌がってるみたいだし?」
 ニヤニヤと空いた方の人差し指が、レイの唇にそっと触れた。
 潤んだ瞳が美奈を見上げる。
 声が掠れてうまく喋れないのか、イヤイヤと首を振った。
「してほしい?」
「・・・」
「レイ?」
 プイっと顔を背ける。
 最後の抵抗だった・・・。
「ま・・・いっか」
 美奈は再びレイの唇を塞いだ。
 さっきよりもずっと深く舌をねじ込む。と、同時にシャツのボタンを外し始めた。
 「んんっ」
「声・・・出せば?」
 ふるふると首を振る。
「勝手にすれば」
 その言葉を最後に、美奈はレイを床に押し倒すと抱いた。
 ただひたすら弄ぶように指が踊り出した。

  ☆

 虚ろな視線が宙をさまよう。
 身体に力が入らない。
「レイ?大丈夫?」
 ひょいっと目の前の景色が天井から美奈の顔に変わった。
「美奈・・・?」
 ゆっくりと身体を起こす。
 そんなレイをまじまじと見つめて、ふむっとうなづいた。
「ね、どれがよかった?」
 エヘっといたずらっ子のように笑う。
「・・・何?」
 ピクンと眉間に青筋が立った。
「あたし的にはレイ、イジワル言ってた時が一番感じてくれてた気がするんだけどなぁ~ツンデレって言うの?こういうの」
 ピキっ
 レイの額に青筋が浮かぶ。
「あんた・・・何がしたかったわけ?」
「んもう~だ・か・らぁ~レイの一番イイ時の顔見たかったんだってば」
 嬉しそうに満面の笑顔でそう言い切ると、自分の唇に人差し指を添えて思い出すように首をかしげた。
「まぁ結局レイはあたしに抱かれてる時はいつもイイ顔してたけどね」
「こんの・・・ばかぁっ!!!」


 ドンっと思いっきり突き飛ばされたかと思うと、縁側からポイっと追い出されたのは言うまでもなかった。






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Date:2009/05/06
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