Planetarium SS置き場

□ スポンサー広告 □

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


* 「スポンサー広告」目次へ戻る
*    *    *

Information

□ ロビン×ナミ □

大切なひと

久々のロビン×ナミです。
久々すぎて感覚がつかめません(笑)




「ナミ?」
 ドキドキしながらナミの顔色を伺うメンバー、ルフィ、サンジ、ウソップ。
 原因はどうやら目の前で大量のたこ焼きを焼いてくれている魚人のハチにあるらしい。
 だがそんな心配とは裏腹に、満面の笑顔でたこ焼きを頬張るナミに、一同がはぁ~っと胸を撫で下ろしていた。
 まだわたしがこのクルーに合流する前の話だから、ブルックもフランキーもチョッパーも詳しい事情は知らない。
 わたしも詳しくは知らない。

  ☆

「ねぇナミ?」
 女部屋に戻ったわたしは壁際にナミを追いつめ、ハナの手で両脇を塞いだ。
「何?」
「ホントにいいの?」
「え?」
「ハチさん」
「あぁ、うん、もう済んだことだし」
 あははっとわたしの額を人差し指で突ついた。
「ホントに?」
「ん、アイツ自体に害はないしね」
 たくさんのハナの手じゃなく、ロビンの手だけをクイっと押しのける。
「何?心配してくれたの?」
「・・・みんなが妙にあなたの顔色を伺っているから何かあったのかと思って」
「まぁみんなには迷惑かけたかなぁ」
 全てのハナの手をしまって、ぽすっとベッドに腰掛けたまま先を促すように黙ってナミを見つめる。
「あたしはさ、アーロンっていう魚人から村を買おうとしてたの」
 ぽつりぽつりと話し始める。
「村?」
「あたしの村、アーロンの支配下に置かれたココヤシ村。あたしの大事な人を奪ったアーロンから取り返す為に、アーロンの支配下に下った。アーロンの元で海図を書いた。書きながら1億ベリーを稼ぐために海に出たの」
 だからあたしは海賊が大嫌いだった、と呟くように続けた。
「もうすぐ1億って時に海軍に全部取り上げられたわ。アーロンの差し金でさ。さすがにあれはキツかったわ」
 笑っているつもりだろうが、少し泣きそうな顔のナミが拳を握りしめて力なく立ち尽くしていた。
「ごめんなさい」
 さすがにこれ以上話させるのも申し訳なかった。
 自分自身の手を伸ばしてナミを抱き寄せる。
 ぽすっとナミの身体を受け止めながら、自分もゴロリとベッドに寝転がった。
「ロビン?」
「思い出させてごめんなさい」
 よしよしとオレンジ色の髪を撫でる。
「ううん、気にしてない。いずれ話す時来たと思うしね」
 ロビンの顔の両サイドに手をつくと、よいしょっと身体を起こす。
 まっすぐ視線をぶつける。
「あたしにはね、すっごいかっこいいお母さんと、口は悪いけど優しい姉さんがいるんだ。あとね、風車のゲンさんとかね・・・」
 大事な人の話は楽しいのか、思い出し笑いをしながら名をあげていく。
「そうなの?」
「ロビンにも会わせたかったな」
「そうね、会いたかったわ」
「大丈夫だから・・・」
「ん?」
「あたしはもう大丈夫!みんなも、ロビンもいてくれるしね」
 言って小さなキスをしてくれる。
「いつまでも子供じゃないんだからね」
「そうね」
「そのうちロビンも追い越すから」
「あら、それは大変ね」
 くすくす笑いながらそっと頬を撫でる。視線が絡み、お互い目を逸らすことが出来ずにいる。沈黙に耐えられそうになかったのか、ナミが唇を開いた瞬間。
「ロ・・・!」
 最後まで呼ぶことは叶わなかった。ロビンの唇がそれを止めた。
 もちろん狙っていたんだけど。
「んっ・・・」
 意識を奪われる前にナミは自分を奮い立たせ、抵抗しようと必死で離れる。
「はぁっはぁっ・・・な、何?」
「ふふっ、追い越されるのが楽しみね」
「うっ・・・」
 妖艶に微笑みかけるロビンに、ナミはほんのり頬を染め、素直に認めた。
「今日は・・・あたしの負けでいいわ」
 言って、はぁっと小さく溜息をつくと、ぽすんとロビンの胸に倒れ込んだのだった。




「ふふふっ楽しみにしてるわ、ナミ」





スポンサーサイト

* 「ロビン×ナミ」目次へ戻る
*    *    *

Information

Date:2009/03/19
Trackback:0
Comment:0

Comment

コメントの投稿








 ブログ管理者以外には秘密にする

Trackback

TrackbackUrl:http://moetetsu7.blog59.fc2.com/tb.php/215-a5d037f9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

+
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。