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□ まこ×亜美 □

浮気しないで

ひっさびさのまこ亜美です
即興な上に短いです
でもラブいです(笑)



 RRRRRR
 携帯がサイドテーブルで控えめな音を鳴らす。もぞもぞと布団にもぐったまま手だけが伸びる。
「もしもし」
 自分用の携帯なので敢えて名乗る必要もないが、名乗らなかったのはただ寝ぼけていたからだ。
「水野さん?おはよう、寝てた?朝早くにごめん」
「・・・」
「もしもし?」
「・・・良くん???」
 一瞬の後、やっとのことで相手が誰かを認識した亜美の目は、一気に覚めた。
 今、隣で亜美の体をしっかり抱きしめて離さない人に気を使うように、少し小声で話す。
「久しぶりね、どうしたの?」
「うん、明日用事でそっちに行くから、よかったら会えないかなと思って」
「あら、そうなの?」
「明日・・・空いてる?」
「ん・・・」
 チラリと隣を見る。
 すやすやと寝息を立てるまことは、昨日の疲れか、起きる気配はない。
「うん、大丈夫だと思う」
「ホント?じゃあまた明日、お昼過ぎに」
「ん」
 プっと電源を切ると、再びもぞもぞと布団にもぐろうとした、その時だ。
「デート?」
 ドクンっと跳ね上がる鼓動。
「ま、まこちゃん?起きてたの?」
「浦和くん?」
「う、うん」
「ふーん」
 もぞもぞと動くと亜美の体を組み敷くように押さえつける。
 昨夜からすでに一糸まとわぬ姿の亜美の首筋に唇を押し付けると、手は脇腹を撫でる。
「ん!な、まこちゃ・・・何?」
 ビクンビクンと身体を震わせる。触れ合う胸の先端がうずく。
「デート・・・するの?」
 首筋を這う唇から発せられた声が、直接身体に響く。
「デートって・・・そんな・・・じゃ・・・ない」
 そう否定する亜美の唇を、まことの唇が塞いだ。
「ん」
 しばらく続いたその行為に、息が苦しくなるまでつき合う。
 どれくらい時間が経ったのか、やっと気が済んだらしいまことが離れる。
「まこちゃん・・・」
「ん?」
「もしかして・・・妬いてる?」
「うっ・・・」
 図星だったのか、言葉に詰まり、まことは黙り込んだ。
「大丈夫よ、良くんはお友達だもの」
「向こうはそう思ってないって!」
「そうかしら?」
「そうだよ!アイツ亜美ちゃんにホレてんだから!」
 ぎゅーっと亜美の身体を抱きしめながらごろんと横に転がると、亜美の首の下に腕を差し入れて、自分の方に向ける。
「亜美ちゃんさー気づいてないわけじゃないだろ?」
「それは・・・その・・・」
「だよね」
「ごめんなさい」
 しょぼんと謝ると、亜美はまことの首元に擦り寄って顔を埋める。
「ごめん、大人げなかったね」
「ううん」
「行っておいで?」
「え?」
「あたしは大丈夫だからさ」
「でも・・・」
「そのかわり、浮気したら許さないよ?」
 コツンと自分の額を亜美の額に合わせると、くすくす笑う。
「し、しないもん」
「あはは」
「まこちゃん?」
「ん?」
 今度は亜美がまことの上に乗るように体勢を変えると、上から真っ直ぐ見下ろす。
「ホントに心配しないで?」
「え?」
「わたしは、まこちゃん以外の人、考えてないから・・・その自信があるから、だから大丈夫」
 カァっとまことの頬が、今更ながら真っ赤に染まる。
 二人の唇が再び深く重なった。




「大好きよ、まこちゃん」
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Date:2008/09/27
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