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□ 美奈×レイ □

想い

18禁です~




 ――病院の廊下―― 
 
 『手術中』の赤いランプが点灯している部屋をジッと見つめる4人と2匹。 
 うさぎ、亜美、まこと、レイそれにルナとアルテミス・・・は見つかるとマズイので、それぞれ亜美とまことに抱かれてぬいぐるみのフリをしていた。 
 彼女…愛野美奈子が手術室に入ってからすでに1時間が経過していた。 
 医者の話によると、4~5時間はかかるだろうと言うことだった。 
 絶対大丈夫だと彼女にハッパをかけて手術を受けるように言ったのだが、正直絶対という確証はレイには・・・いや、誰にも無かった。 
 でもほっといたら確実に死を迎えるという選択よりも、ただ生きてて欲しかった。 
 そのためにも手術しか…手術を受けさせるという選択肢しか思い浮かばなかった。 
 彼女にとってはツライ選択だったのかもしれないけれど、前世から現世に転生してきた限り、もう一度生を受けたんだから、可能な限りただ生きてて欲しかった。 
『愛野美奈子』として・・・。 
 レイは昨夜、ココに泊まるハメになったなりゆきを思い出す。 
 おどけて、人のことをからかって、強がって…でも…不安じゃないハズがない。 
 そんな彼女を置いて帰るほどレイは冷たくはなかった。 
 レイはそっとみんなに気づかれないように顔を両手で覆う。 
 
  ☆   
 
 部屋の電気が消えると、周りの音までが一緒に消えてしまったかのようにシーンと静まり返る。 
 聞こえるのは上からあたしを見つめる彼女の呼吸音だけだ。 
 あたしはさっきまでの彼女の愛撫によって、すでに体の力のほとんどを奪われていた。 
 そんなあたしの唇を再び塞ぐと、さっきよりも激しく求めてくる彼女。 
 舌が半ば強引にあたしの唇をこじ開けると、ねじ込まれる。 
 あたしはそれを素直に受け入れた。 
 今日だけは・・・。 
 ピチャっと音を立てて、角度を変えては何度も何度も繰り返されるキス。 
 お互いが求め合い、繰り返される行為。 
 一体どれくらいの間、ソレを続けていたのか、もうすでにどちらもわからなくなっていた。 
 ただひたすらに貪りあう2人。 
「ん、ふ・・・」 
 声にならない声をあたしは吐きつづける。 
 息苦しくなり、離れようとするが彼女がそれを決して許さない。 
 脳裏に閃光が走る。
 思考回路はすでに正常な働きをしなくなっていた、その時。 
 ふいに唇が離れ、彼女の動きがピタリと止まった。 
「ふ、ん・・・?はぁっはぁっはぁっはぁっはぁーーーーっ」 
 正常な呼吸を取り戻そうと、あたしは目を閉じたまま荒い呼吸を繰り返した。 
「レイ?」 
「ん?」 
「レイ」 
「・・・?」 
 自分をじっと見つめる彼女に視線を戻す。 
 今にも泣き出しそうな顔。 
 どうしてそんな顔してるの? 
 何が不安なの? 
 あたしは気づくと背中に回していた手を、彼女の首に回してギュっと胸に抱き寄せていた。 
「大丈夫」 
「うん」 
「大丈夫だから、美奈」 
「うん」 
 あたしはポンポンと背中を優しくなでる。 
 それを合図に美奈の手が再び活動を始めた。 
 今度は完全にあたしが壊れてしまうまで…止まることはなかった。 
 彼女の手があたしのTシャツをめくると、侵入してくる。 
 掌が脇腹をなで上げると、あたしはアッと短い悲鳴をあげてしまう。 
 触れられた部分が熱く火照る。 
 彼女の唇があたしの首筋を吸いながら這う。 
「ん」 
 掌が脇腹から少しづつ上に上がってくるのを感じる。 
 このまま行ったら・・・。 
 そっとつけていた下着が上にズラされると、熱い掌が吸いつく。 
「あ・・・」 
 そんなあたしの反応を見て、彼女は更に手に力を込めた。 
 体がビクンと跳ね、背中がしなる。 
 首筋を這っていた舌がふいに離れ、そのまま体が下にずらされたかと思うと先端に吸いついた。 
「やっ、美っ」 
 押し返す力も、もはやあたしにはナイのだが。 
 ただ彼女の肩をつかみ、爪を立てるくらいしか・・・。 
 彼女はあたしの爪が食い込むのもかまわず先端を甘噛みすると、たっぷり味わうように舌を這わす。 
 と、同時に掌が活動を再開した。 
 せわしなく動き始める。 
 掌が再び脇腹に戻ると撫で回すが、すぐに飽きたかと思うと今度はそのまま太腿をなで上げる。 
 ゆっくりと、そしてそっと中心に近づくと触れる。 
「美奈?ダ・・・め、ソコ・・・」 
 あたしの、やっと搾り出した声をアッサリ無視すると、スルリと中まで侵入してくる。 
 クチュリと音がすると、指が中で這いずり回る。 
「はうっ、んんっ」 
 痛みとも快感ともつかない感覚に、思わず洩れたあえぐ声。 
 彼女の脳を刺激してしまったのか、指の動きが加速を見せた。 
「くっ!」 
 必死に声を押し殺そうと手の甲で自分の口を塞ぐ。 
 そんなあたしを愛しいと思ってくれているのか…あたしの耳元でそっと囁く。 
「レイ・・・誰にも聞こえないから大丈夫・・・よ」 
 あたしはふるふると首を振る。 
 くすっと彼女の口から笑みがこぼれ、じゃぁっと反対の手であたしの手をどける。  
 指は中を掻き回しながらも再び唇が塞がれた。 
 
 声が出せない 
 
 息が出来ない 

 彼女の指と舌があたしの意識を刈り取ろうとしている。 
 悲鳴にも近い声が上がる、自分の声じゃないみたいだ。 
 頭の片隅でそんな風に想った。
 ――覚えているのはそこまでだった。 
「レイ?」 
 意識の奥で誰かがあたしを呼ぶ声が聞こえた。 
「レイ?大丈夫?」 
「あぁ、うん・・・」 
「寝る?」 
「うん」 
「ごめんね」 
「うん」 
 夢うつつのままそう答えると、あたしの意識がブツっと完全に途絶えた。 
 
  ☆ 
 
 バチンと手術中のランプが消えた、と同時にレイはフっと我に返る。 
「終った!」 
 まこととうさぎが同時に立ちあがると、ドアの前に駆け寄る。 
 扉が開いて先生達が出てくる。 
 亜美ちゃんのママもスタッフとして加わっていた。 
「ママ」 
 亜美がママに駆け寄ると不安げに尋ねる。 
「大丈夫よ、亜美…彼女、助かるわ」 
「ホント?」 
「ん、しばらく面会謝絶になるけれど…そうね、一週間もしたら会えるようにはなるから」
「やったーーーーっ」  
 まこととうさぎがお互いの手でパンっとハイタッチをする。  
 亜美が近寄ってくると、よかったねっと微笑む。 
 うん、よかった・・・ホントによかった、心からそう想う。 
 知らず知らず、レイの瞳から涙が溢れていた。 
 あぁ、やっぱり好きなんだと・・・いつのまにか失いたくない程大切な女(ヒト)になっていたんだと改めて自分の想いをレイは認識した。 
「おかえりなさい、美奈」 
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Date:2008/08/31
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