Planetarium SS置き場

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□ まこ×亜美 □

雨宿り

拍手SSやったヤツ
「また雨だね」
「そうね、これだけ続くと少しイヤになるわね」
「ん、あたし雨にはあんまりいい思い出ないしなぁ」
 まことは緑の傘を少しだけ持ち上げて空を見る。
「そうなの?」
「ん・・・まぁ」
 先輩にフラれた時も雨だったなと思い返すが、それを亜美の前で口にすることは出来ない。
「そう」
 言葉を濁すまことを問いつめるようなこともせず、亜美はサラっとその話題を流してくれた。
 水色の傘を亜美も少し持ち上げて空を見上げる。
「でも気のせいか少し明るくなってきてる気がするわ」
「ん?」
「ね、まこちゃん、そこで少し雨宿りしない?」
「え?」
 定休日なのかシャッターの閉まった店の軒先を指差す亜美は、さっさとそこに入ると傘を畳んだ。
「亜美ちゃん?どしたの?」
 まこともついてくるように入って来ると傘を畳もうと傾けようとするその手を亜美がそっと止める。
「ん?」
 傘を広げたまま道路に向け、こちらが見えない角度にまことの手を誘導して傾ける。
「亜美ちゃん?」
 隠された傘の中で亜美はそっと踵を上げた。
「え?」
 予想もしてなかった亜美の行動に目を丸くするまこと。
 その唇に、亜美の柔らかな唇が触れた。
 雨音と傘に隠されているとはいえ、亜美があまりにも大胆な行動に出たことに驚きを隠せなかった。
 どれくらいそうしていたのか、亜美の唇が離れてもまだぼんやりしていた。
 夢?
「あの・・・亜美・・・ちゃん?」
「いい思い出に塗り替えて行けばいいわ」
「あ、え?」
「雨も悪くないって思えたら・・・ね?」
「ん」
 目を細めて笑うとまことは亜美の耳元で囁いた。

「ね、もっかいいい?」
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Date:2008/08/29
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