Planetarium SS置き場

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□ まこ×亜美 □

DVD

実は結構まこちゃん怖がり・・・やと面白いなと(笑)




「ねぇ亜美ちゃん?」
「ん?」
「たまにはDVDでも借りてみる?帰って一緒に見ようよ」
「そうね、明日お休みだものね」
 話がまとまったところで二人は揃ってレンタルショップに足を踏み入れた。

  ☆

「ねぇ、何見よか?」
 恋愛モノの棚を物色しつつ、隣にいると思い込んでいた亜美に話しかける。
「・・・」
 ふと隣をみると、亜美の姿はなかった。
「亜美ちゃん?」
「え?あ、ご、ごめんなさい、なぁに?」
 ひょいっと隣の通路から亜美が顔を出した。
「だから何見る?って・・・ん?何か面白いのみつけた?」
「え、あ、べ、別に何でも・・・」
 妙に動揺した亜美がそそくさとまことの隣に駆け寄る。
 まことは亜美が興味深そうに覗いていた通路の上から下がっている看板を見上げた。
「ホラー?」
「な、何でもないのっ行きましょ」
 まことを反対の方向に導こうとする亜美とすれ違うようにまことは亜美がいた方に向かって歩き出した。
「ま、まこちゃん?」
「んーーー?」
 亜美が見ていた辺りに視線を泳がせる。
「ホントにあった怖い話・・・?」
 きょとんと、何が恥ずかしいのか真っ赤に頬を染めた亜美を見上げる。
「あ、亜美ちゃんこんなの好きだったっけ?」
「あ、えっとそんなんじゃなくてその・・・」
「んーーーーっ・・・借りてみるか」
 一瞬目を閉じて考えこむように唸ると、よしっと意を決したように手に取った。
「え?あ、ちがっまこちゃん!?」
「たまにはいっか」
 亜美の言い分を全く聞かずにさっさとレジに向かうまことを、止める事ができないと悟った亜美はとりあえずついていく。

  ☆

「カフェオレでいい?」
 コトンとテーブルに二つ置くと、ソファの上でクッションを抱いてテレビに向かう。
「ん、ありがとう」
「もう入れた?ディスク」
「入れたわ、はいリモコン」
「はい、せっかくだから電気消す?」
「え?」
「雰囲気出ない?」
「わたしはいいけど・・・」
「じゃ、消すね」
 電気を消すと、まことはリモコンの再生ボタンを押す。
 CMなどが始まり、本編に入った。

 30分後

「ぎゃーーーーっあ、あ、亜美ちゃん!これ怖い!」
「ちょ、ま、まこちゃん?」
 ぎゅーーーーっと亜美の首にしがみついて、悲鳴を上げ続けるまことに亜美の目が丸くなる。
「何だよあれーーーっほらっ女の人そこ!そこ!」
「ん、でもね・・・」
「やだやだやだ!」
 子供がイヤイヤをするように、亜美の肩に顔を押し付けてTV画面から目を反らす。
「大丈夫よまこちゃん」
「もう終わった?消えた?」
「・・・うん」
「ほんと?」
「・・・」
「亜美ちゃん?」
 目に涙を浮かべたまことがふと顔を上げた瞬間だ、目に飛び込んできたのは
 暗いロッカールームで、ありえない所に浮かんでいる女の人の不気味に笑う顔だった。
「わーーーーーっ!あ、あ、亜美ちゃん!?」
 ぎゅーっと腕をつかむ手に力がこもった。
「くすくす」
「へ?」
「ふふっ、ごめんなさい。まこちゃんがこんなに怖がりだと思ってなくて・・・かわいいとか思っちゃった」
「亜美ちゃん?」
「いじわるしちゃってごめんね」
 少しだけすまなそうに、でもどこか楽しそうに謝る亜美を見上げる。
 ぽんぽんとまことの頭を、亜美は大丈夫よと言うように優しく撫でる。
「まこちゃん、かわいい」
 涙を舌でペロリと舐め、チュっと額にキスをする。
「ん?」
「ふふっ、もう見たくない?」
「・・・うん」
「じゃ、見なくていいわ」
 言うと亜美はまことの唇を啄むように何度か触れた。
「わたしも飽きちゃった」
「え?」
「まこちゃん見てる方が楽しいわ」
「・・・いじわる」
 亜美の唇がまことのそれに深く重なった。

  ☆

「ところで亜美ちゃんは怖くないの?」
「だって作りものでしょ?」
「え?でもホントにあった話だって・・・」
「ん、でもやっぱり誰かの手が入ってるんじゃないかしら?そう考えると怖くないでしょ?」
「えっと、それじゃ亜美ちゃんどうしてこれ見てたの?」
「あ、それは・・・どうやって作っているのかに興味があって・・・」
「へ?」
「なんていうのかしら・・・こう、いかにして本物に見えるように作るかって難しいんじゃないかしら?と思って」
「は~亜美ちゃんらしいね」
「そう?でも得しちゃった」
「何が?」
「まこちゃんの意外な一面見れちゃったから」
 嬉しそうに笑う亜美。
「うーーーーっ」
 頬を真っ赤に染めて恥ずかしそうに膝に顔を埋める。
「亜美ちゃん」
「ん?」
「みんなには内緒だからね」
「わかってるわ」
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Date:2008/08/28
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