Planetarium SS置き場

□ スポンサー広告 □

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


* 「スポンサー広告」目次へ戻る
*    *    *

Information

□ まこ×亜美 □

ピアス

枕トーク
たまにゃいいっしょ




「まこちゃ・・・んっ――!」
「はぁっ・・・亜美ちゃ・・・」
 カーテンから洩れるわずかな光に照らされた亜美の白い首筋が、まことの欲を掻き立てるように誘う。
 貪るように欲のままに舌が這う。
「亜美・・・ちゃ・・・」
「やっ、はぁっ」
 ぎゅーっと声を上げるのをガマンする代わりにまことの頭を掻き抱く。
「声・・・出せば?誰もいないじゃん」
 ぺろりと舌が胸の先端を転がす。
「や・・・」
 ビクンっと背中を仰け反らせながら、一瞬あげた声を恥じるように必死に唇を噛むとふるふると小さく首を振る。
「ふふっ・・・まぁいいや」
 そう呟くとまことはさらに深い波にのまれるように、亜美の体に自らの身を沈めた。
「ふっ・・・まこちゃ・・・んんっ!」
 求める亜美の手がまことの髪を握り締め、掻きあげた瞬間のことだった。
 ガリっ
「痛っ」
「まこ・・・ちゃん?」
「あ、ごめん、なんでもないよ」
 言いながらもまことは少し目を潤ませながら自分の耳たぶを押さえていた。
「あっ・・・」
 自分が何をしたかを脳が認識すると、亜美は我に返った。
 慌ててまことを押しのけて体を起こすと、二人はベッドの上に足を崩して座り込んだ。
「まこちゃん見せて!」
「あーっ大丈夫だよ。よくあることだからさ」
 亜美の勢いにのまれ、耳を押さえたまま逃げ腰になる。
「でも・・・」
「だーいじょうぶだってばっ♪ちょっとピアスが引っかかっただけじゃん」
 まことはちょんと亜美の鼻の頭をつつく。
「でも・・・痛かったわよね?」
「もう大丈夫だよ」
「ごめんね」
 亜美はそっと崩したまことの足に手をつくと体を伸ばし、耳たぶに触れ、大事なものを守ろうとするかのように首に腕を回すときゅっと抱きついた。
「う、うん」
 亜美の柔らかい胸を直に感じ、カァっとまことの頬が紅潮する。
「あ、亜美ちゃん?」
「ん?」
「ごめん」
「きゃっ」
 言ってまことは再び亜美の体ごとベッドの波に飛び込んだ。

  ☆
「ん・・・んんっ」
「まこちゃん・・・」
 体を起こした亜美は、自分の下で安らかな寝息を立てるまことを見下ろす。
 まことの柔らかな髪に手を差し入れ、そっとまことの耳にかけると露になったローズピンクの薔薇のピアスをちょんと突いた。
「ん・・・どうしたの?亜美ちゃん」
 亜美の指の感触に目を覚ましたまことは、気だるそうにぼんやりと見上げた。
「これ・・・ずっとしてるのね」
「あぁ・・・」
「いつから?」
「穴?・・・中学入学した頃・・・だったかな」
「似合ってるわ、とっても」
「うん・・・気に入ってるんだ・・・貰いものなん・・・だけど・・・さ」
 トクンと亜美の胸が小さく疼く。
「・・・誰に?」
「・・・」
 黙りこむまこと。
 亜美の鼓動が少しずつ早くなる。
 しばらくの沈黙の後、言葉の代わりに聞こえて来たのはまことの寝息だった。
「まこちゃん?」
 もう何を言ってもまことが起きる気配は全くなかった。

  ☆

 朝、差し込む朝日の眩しさにまことは目を覚ました。
「ん?ふぁぁっ」
 ふと伸びをしようとして自分の腕を引っ張る重さに気づいた。
「あれ?」
 眉間にシワを寄せた亜美がぎゅっと腕にしがみついていた。
「亜美・・・ちゃん?」
 ちょんとシワの部分を突く。
「なーんかヤな夢でも見てるのかなぁ?」
 ちゅっと瞼にキスを落とす。
「まこ・・・ちゃ」
「ん?」
「ピアス・・・」
 そういや昨日そんなこと言ってたような・・・何だかあたしもあんまり覚えてないんだよな。
 言ってそっと自分の耳に触れた。
「ピアス・・・か」
 その時、まことの腕の中でごそごそと亜美が活動を始めた。
「まこちゃん?」
「あ、起きた?おはよ、亜美ちゃん」
「お・・・はよ」
 むにゃむにゃと口の中で何事か呟きながら、朝日が眩しいのかまことの胸に顔を埋めていく。
「ふふっあーみちゃん♪」
 そんな亜美のかわいさにまことのテンションが一気に上昇する。
 調子に乗って瞼や頬や首におはようのキスを繰り返す。
「まこちゃん・・・」
 気持ち良さそうにそれを受け止めながらも、亜美はどこか不安そうにまことの名を呼ぶ。
「うん?どしたの?」
「そのピアス・・・誰に貰ったの?」
「へ?ピアス?これ?」
 ここでその質問が再びぶつけられるとは思ってなかったまことの動きがピタっと止まる。
「ん・・・そんなにまこちゃんが大事にするものって・・・誰に貰ったものなのかなって・・・」
「あぁ・・・知りたいの?」
「え?」
「気になる?」
「・・・」
 不安そうにまことを見つめる亜美。
「ははっ、亜美ちゃんが何を考えてるのかなんとなく想像は出来るけど、そんなんじゃないから安心して」
 よしよしと頭を優しく撫でる。
「これはね、母さんに貰ったんだ。でもまだ子供だったから穴開けさせてくんなくってね、大きくなるまで大事に取っておいたんだ・・・まぁ穴開ける前に母さん死んじゃったから形見みたいになっちゃったんだけどね」
 天井を見上げて懐かしそうにそう語る。
「ごめんなさい・・・まこちゃんごめんね」
 聞いていた亜美の方が辛そうに身体を寄せた。
「謝んなくっていいよ、あたしも別に隠してたわけじゃないんだけどね」
「ん」
「くすっ亜美ちゃんかわいいな!」
「え?」
「いやー夜から何不安そうにピアスピアスって呟いてんのかなって思ってたけどさ!それが気になってたんだね?」
「ん」
 恥ずかしそうに顔を赤らめると、短くそう答える。
「かーわいい♪」
 ガバっと亜美の身体を組み敷くと、まことはもう一度耳元で囁いた。
「かわいいよ、亜美ちゃん♪」
「ばかっ・・・まこちゃんのえっち」
スポンサーサイト

* 「まこ×亜美」目次へ戻る
*    *    *

Information

Date:2008/08/28
Trackback:0
Comment:0

Comment

コメントの投稿








 ブログ管理者以外には秘密にする

Trackback

TrackbackUrl:http://moetetsu7.blog59.fc2.com/tb.php/133-4f187bdf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

+
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。