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□ まこ×亜美 □

18禁ということにしときます




「うっわぁ、スゴイねこりゃぁ」 
「うん、ホントね」 
 まことと亜美は窓を叩きつけるように降り注ぐ雨粒と、横殴りの暴風を呆然と見つめていた。 
 昨日から亜美ちゃんが泊まりに来ていたんだけど 
 その・・・ね?たまには2人っきりで家でダラダラと休日を過ごそうとしていたわけだ。
 朝、いやもう昼過ぎてるかな。起きたら凄いことになってるんだもん。 
 あたしたち2人を困惑させてるモノ…その名も『台風』 
 
  ☆ 
 
「亜美ちゃん…よかったらもう一日泊まっていきな、ってかこんな状態じゃ帰れないだろ?」 
「ん・・・そうね、そうしようかな」 
 8月後半とはいえまだ夏休みだからたいした問題はない。 
 ママにはちゃんと電話しとけば大丈夫だろうし――まこちゃん信用されてるから。 
 しかし本当に今年は妙に真夏の台風が多い年だわ。 
 まことはTVをつけると、カチャカチャとチャンネルを変える。 
 ほとんどの局で新人アナウンサー達が、暴風雨の中で体を張った台風情報が流れていた。
 普段おだやかな海も荒れ狂っている。 
「うぁぁ…今年一番の大型台風だってさ」 
 まことが顔をしかめて呟く。 
「うん、スゴイ音よね」 
 亜美はそっと天井を見上げた。 
 バチバチバチと雨粒が叩き付けられている音がうるさいくらい響く。 
「亜美ちゃんちの億ションだと音なんか全く聞こえないんだろうね」 
「そんな・・・うんまぁ・・・」 
「へへ、でもさ子供の頃って台風ワクワクしなかった?」 
 まことはキラキラと瞳を輝かせて亜美を見つめる。 
「くすくす、まこちゃん子供みたいね」 
 でもそんなまこちゃんがかわいいな、と亜美は思う。 
「そう?雷なんか鳴っちゃうとさ、もうドッキドキするんだよね!」 
「さすが雷を守護にもつ戦士ね、まこちゃん」 
「そう・・・かな?」 
 まことは照れて頬をポリポリと掻きながら微笑むと、2人は再び窓の外を見つめた。 
 
  ☆ 
   
「さてと、今日はもうドコにも行けないね…って言ってももうお昼だけどさ」 
「随分ゆっくりしちゃったわね」 
「はは、ほんとだ」 
 まことは亜美の格好を改めて見おろす。 
「んーやっぱりあたしのパジャマおっきかったかな?」 
「ん、でも…いいニオイがする」 
 というと、クンっと鼻を近づける。 
 うぁぁぁぁっ、亜美ちゃん?亜美ちゃんがっ!亜美ちゃんがぁぁぁっ! 
 亜美ちゃんかわいすぎだってば! 
 まことの全身の熱がドカンっと一瞬で沸点に到達した。 
 頭のてっぺんから煙を吹きそうになっていることを何とかごまかそうと頬を染めながら、まことはムリヤリ話題を変えた。 
「ね、ねぇ亜美ちゃん?これからどうする?ヒマだよねぇ」 
「じゃぁお勉強でも・・・」 
「カンベンしてください!!」 
 亜美お得意の言葉を遮るようにガバっとまことは速攻で頭を下げた。  
「くす、即答?」 
「なぁんだかさ、今日みたいな日って勉強する気起きないよぉ」 
「今日みたいな日だけ?」 
 亜美はクスクスっと笑顔でまことの顔をのぞき込む。 
 だぁっ!そんなかわいい顔で言われても!! 
「ご、ごめんなさい」 
 まことはひたすらぺこぺこと頭を下げるしか出来なかった。 
 2人は顔を見合わせると、あははっと笑い出した。 
「でも確かにそうね、まこちゃんの気持ち…少しわかるわ」 
「だろ?」 
 まことはドサっとソファに腰かけるとうーんと伸びをした。 
 
  ☆ 
 
 ソファに腰掛けたまことが、まだ立ち尽くしている亜美を見上げてポンポンと膝を叩く。
「え?」 
 一瞬亜美はまことの行動の意図するところがわからなくて困惑した。 
 まことは相変わらずにこにこと楽しそうに微笑んだまま、突如亜美の腕を引っ張った。 
「え?きゃぁ!」 
 ドサっとまことの膝の上に乗せられたかと思うと、素早く後ろから抱きすくめられた。 
「えへへー亜美ちゃんってば柔らかいなー」 
 スリスリと亜美の背中に頬ずりをすると、腕に力を込める。 
「ま、ま、まこちゃん?」 
「んー?何ぃ?」 
「な、何ってそれ…わたしのセリフなんだけど…?」 
「べっつにーーっなんとなく」 
「なんとなくって?」 
「いいじゃん、ひまだし」 
「ひまだからって?」 
 体を少しひねるようにしてまことを見下ろすと、 
「ダメぇ?」 
 と、甘えるように、すがるように、捨てられそうになった子犬のような瞳で見つめられる。 
 この瞳がいつもわたしを揺るがす、ついつい甘やかしてしまう、そんな瞳。 
「はぁ~わかったから・・・で?どうしたいの?」 
 亜美は素直に敗北を認めると、まことの手に手を重ねる。 
「えへへ、甘えてい?」 
「え?」 
 返事をする間もなく、うなじに感じるまことの唇。  
「ん!まこっ・・・」 
「ん?」 
 
  ☆ 
 
「ん・・・はっ、ぁ」 
 亜美の唇から洩れる切なげな声と荒い吐息。 
 その声がまことの情をますます掻き立てる。 
 手が自然に亜美のパジャマのボタンへと伸びた。 
 一瞬抵抗しようと身をよじるが、力でまことに叶うわけがないことを思い出したのか…あっけなく陥落。 
「かわいいな、亜美ちゃん」 
 耳元でそう囁くと、亜美の耳たぶがみるみる真っ赤に染まっていった。 
 ってことは顔なんかユデダコのように真っ赤になってるんだろうな~。 
 そんな亜美ちゃんを想像しただけであたしの頬は緩みまくってしまう。 
 そんなかわいい亜美ちゃん見ちゃうと、押し倒したくなるよなぁ…あたしだけじゃないよね? 
 いいかな?いいよね?うん、ということで。 
 自分に都合の良いようにムリヤリ言い聞かすと、まことは速攻でソファに亜美を組み敷いた。 
「ちょ、ま、こちゃん?」 
「うん?」 
 まことは亜美の首筋に唇でそっと触れると、ビクンっと亜美の体が跳ねた。 
 ものっすごく敏感になってんだよね、亜美ちゃん 
 まことはパジャマのボタンを一つずつ外しにかかった。 
 もはや亜美のわずかな抵抗の言葉も耳に入らなかった。 
 外ではまだ激しく雨が吹き荒れていた。 
 
  ☆ 
 
「ん・・・はぁっあ」 
 部屋に響き渡るのは雨と風の音、そして亜美の喘ぎ声だけだった。 
 それに重なるように時折聞こえる、クチュっと亜美の中を弄ぶ音。 
 無言でそれを楽しむまことの舌が、パジャマをはだけて露になった胸の先端に吸いつく。
「も・・・まこっ、やぁ・・・」 
 頭の中が真っ白になる。 
 拒絶の言葉が口をつく反面、全神経がまことを感じて…そして求めていた。 
 亜美は必死でまことにしがみつくと、その唇を吸う。 
「ん?んんっ」 
 まことはシッカリとソレを受け止めると、再び指を動かし始めた。 
 まことの指は優しく、時折荒々しく亜美の体の中心をなで上げ、かきまぜる。 
「ん、はぁっ!あぁっダメっまこ・・・ちゃ・・・」  
 解き放たれた唇から洩れる、いつもより1オクターブ上の亜美の声。 
 瞳に浮かぶ涙のせいで、最早まことの姿もハッキリしないほど視界がぼやける。 
「や、まこっ」 
 次の瞬間、あたしの頭の中で何かがハジケ、ただひたすら真っ白な世界が広がった。 
 
  ☆ 
 
「あ・・・れ?」 
 気がつくといつのまにか窮屈なソファから、広いベッドの上へと場所が変わっていた。 
「あ、起きた?亜美ちゃん、今ごはん作ってるからね」 
 キッチンから顔を出すとまことがニッコリ微笑む。 
「まこ…ちゃん?」 
 一瞬夢だったのかと記憶を手繰る…自分の体を見下ろす。 
「夢じゃない、のね。あれほど言ったのにまこちゃんったらっ」 
 と、少し顔を赤らめると、まことの唇によって体中に刻まれた証の数々を見つめる。 
 まことに抱かれた後は、必ずと言っていいほど脱力感としばしの記憶喪失に襲われる。 
 これで昨日から数えて何回目だろう?もうパジャマなんていらないんじゃないかと思ってしまう。 
 とか思いつつ再びまことのパジャマに腕を通すと、クンっと袖に鼻を近づける。 
 やっぱりまこちゃんのニオイだ。 
 ふふっと自然に笑みがこぼれる。 
 ふっとキッチンから亜美の好物の肉じゃがのいいニオイが漂ってきた。 
 何だか妙にうれしくなった亜美はスリッパを履くと、パタパタっとキッチンに向かう。 
 そーっとのぞくと、まことの忙しく動き回る後姿が見える。 
「起きたかい…え?えぇっ?」 
 亜美は後ろからそっと近づくと、ギュっとまことの腰に手を回した。 
 まことは驚いて、おたまと小皿を頭の上に上げたまま亜美を見下ろした。 
「ふふっ」 
「だぁっ!?な、な、何?亜美ちゃん?」 
 まことはその笑みにビックリして腰の辺りにしがみついている亜美を見下ろす。 
「ふふっ」 
 うがーーーーっ何?何?何そのかわいい顔! 
 うわぁ~両手塞がってるのにぃ~すっごい抱きしめたいよぉ~。 
 と、そんなまことの想いとは裏腹に、次の瞬間の亜美の行動は容赦なかった。 
 まことの両手が塞がってるのをいいことに、自分の両手を脇腹に這わしたかと思うと、わきわきと指を動かした。 
「う…へ?えぇ?ちょ、やめっ亜美ちゃっ!?ひひひっやめてぇっ」 
「ヤダ」 
「危っだめっ亜美っ」 
 もはや全く言葉にならない。 
 カチャンっとおたまと小皿を流しに落とすと、まことはその場に座り込んでしまう。 
「ふふっ仕返しよ」 
「な、な、何のだよぉっ」 
 亜美はやっとのことで手を離すと、座り込んでいるまことの正面にしゃがみ、チラリと自分のパジャマの胸元を引っ張り、指差す。 
「あれほどダメだって言ったのに…夏だから目立つのよ?コレ」 
 まことによって刻まれた証はここだけではないのだが。 
 まだ力が入らないのか、うつろな目で亜美の胸元を見つめるまこと。
 亜美はそんなまことの唇を素早く塞ぐ。 
「んんっ?」 
「今回は許すけど、もうつけちゃイヤだからね、まこちゃん!」 
「はぁぁい」 
「ん、ふふっ、ねぇ、ごはんまだ?」 
「はい・・・もう出来ます・・・」 
 すっかり骨抜きになったまことは、ゆっくり立ちあがると再びおたまと小皿を手にする。
「ん」 
 小皿に入れたダシを亜美の口元に持って行くと味見を求める。 
 コクンと一口含む。 
 亜美の好みの味をわかりきっているのだろう、少し甘めのダシの味が口の中に広がる。 
「おいし?」  
「うん、おいしい」  
 亜美がニッコリ笑ってそう答えると、まこともとびっきりの笑顔を返す。  
 この笑顔を一人占めできることが嬉しくって、亜美は再びまことの腰に手を回すと見上げる。 
「どうしたんだい?亜美ちゃん」 
「ふふ、幸せだなって」 
「そうだね」 
 まことがニッコリと笑う。 
「んじゃま、ごはんにしますかね」 
「うん」 
 いつのまにか風の音も雨の音も聞こえなくなっていた。 
 部屋に響き渡るのは2人の笑い声だけだった。 
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Date:2008/08/27
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