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□ まこ×亜美 □

会いたい

 亜美ちゃんってあたしの中ではこんななの。
 ものっすごい気にしぃで、でも実は誰よりも独占欲が強いの。
 まこちゃんの交友範囲の広さにヤキモチ焼いてそう(笑)
 でもあたしも何でこんなの書いたのかわかりません(爆)
 



 PRRRRR

 突然の電話のベル
 ビクっと震えるあたしの肩
 壁の時計はすでに真夜中を告げている
 予感がした
 おそるおそる上げられる受話器
 たった一言
 "会いたい"
 長い、長い沈黙が流れる
 お互いの息遣いが受話器を通って伝わる
 "すぐ行く"
 疾走する自転車
 向かうのは彼女のマンション
 白い息が舞う
 マンションの呼び鈴を押すのももどかしく、あたしはドアのノブに手を伸ばす
 ノブが軽く回り、ガチャリと開く扉
 そっと彼女の名前を呼ぶ
 瞬間、あたしの胸に"何か"が飛び込んで来た
 ドンっ
 あたしは"それ"をギュっと抱きしめた
 "彼女"だ
 "忙しいから"と告げる彼女
 続く会えなかった日々
 でも今、あたしの腕の中にいるのはその"彼女"
 久しぶりに見る愛しい人の顔
 正確に言えば、"姿"
 あたしの腕の中で震える小さな肩
 あたしは彼女の髪を優しくなでる
 彼女が落ち着くまで何度も何度も――
 "ごめんなさい"
 そう言って離れようとする彼女の身体を強引に胸に抱く
 "離さない"
 硬直する彼女の身体を更に強く抱きしめる
 "会いたかった"
 重なる二人の言葉
 そして唇――

  ☆

「会いたくて、会いたくて・・・でもそんなあたしのわがままな感情をぶつけちゃったらまこちゃん困ると思って・・・みんなと楽しそうに過ごしてるのにその時間奪っちゃうの悪いもの」
「それで最近勉強会も来なかったの?」
 コクリ
「あたしがみんなと楽しそうにしてるの、見たくなかった?」
「――」
「亜美ちゃん?」
「女の子のあたしが、女の子のまこちゃんのことこんなに好きだってみんなにわかっちゃったら――まこちゃん困るもの」
「あぁ――」
「あたしきっと、やきもち焼いたりイライラしたりしちゃうから――」
「うん」
「まこちゃんが、あたしを受け入れてくれただけで十分なはずなのにね、どんどん欲張りになって行く自分がイヤでイヤで仕方ないの――だから会えなかった、でも会いたかった」
「あたしもどうしていいのかわかんなかったんだ、会いたいのに会えなくて――会いにくる勇気もなくて不安にさせてごめん」
「ううん」
「ごめん」
「あたしはさ、亜美ちゃんが好きって言ってくれてめちゃくちゃ嬉しかったんだよ。確かにあんまり公に出来るもんじゃないし、するもんでもないけどさ、でもあたしは迷惑だなんてこれっぽっちも思ってないし、それでもいいと思ってる」
「まこちゃん?」
「好きなんだもん、亜美ちゃんが」
「ありがとう」
「勉強会はさ、亜美ちゃんがいないと大変なんだ――特に約2名が」
「うん、行く」
「その後だったらさ、いっくらでも時間作るからさ、ね?一緒に行こう?」
「ん」
「こぉのポーカーフェイスはもういらないからね」
「いひゃい、まこひゃん」
「あはははは」
 "今日はずっとここにいるから"
 あたしはそう告げると、彼女をゆっくりと抱き寄せた。
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Date:2008/08/26
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